白き月かげ
森に照り
枝に声あり
葉ずれして
おお、愛人よ聴きたまえ
そこひなき鏡となりて
池水は映すかな
枝に来て風の泣く
黒き柳の姿をば
夢みんいざや二人して
やさしくも深き心のなごやかさ
月の光に照り映ゆる
空より降ると
見ゆるかな
ああ、この良夜を如何せん
La lune blanche – Paul Verlaine
と書いたのはヴェルレーヌです。音楽をつけたのはフォーレです。
先日、Santa Feにて、ホテルのチェックイン待ちで街を一周している時に芸術家のバザーを見つけました。
どこも手作りの何かを売っていて、どれもとても魅力的でした。入ってすぐのとこで、スチール細工のお店を通りすぎかけた時、ふと目に入ったものに思わず立ち止まりました。
それは、月の形をしたオブジェ。
思わず、おじさんに、
どうやって作ってるの?スチール?表面の色は銅?汚れたら拭いても大丈夫?などと質問攻めにして、「15分前にSantaFeに着いたばかりなので、もうちょっと色々見てから戻ってきたいんだけど明日もやってる?」と聞いてみました。すると、「明日以降はAlbuquerqueに移動しちゃうよ」とのこと。
うーーーーーん。
ずっと欲しかった殺風景な寝室に飾る何か。これ、寝室に最適じゃなかろうか・・・。少しターコイズブルーのような色もいい。月の中にトンボが居るのもいい。でも、ただの鉄細工に110$?という冷静な内なる声も聞こえてきます。しかし、だからと言って自分で作れるわけでもありません。持たせてもらうとそんなに重くもないし、スーツケースに入りそうな気もします。
「多分戻ってくると思う・・・。」
と言い残してその場を去り、街中の方へお散歩し、お土産物屋さんなどを見て回ります。少しメインの通りから外れるとギャラリーが並んでいたりして、芸術に親しみのある街なんだなぁと感じます。しかし、何を見ていてもあの月が頭から離れません。偶然、公園で前ボスにお会いして、夕食のお約束をしてから、先ほどのバザーに戻りました。
スーツケースに入ると信じて確認もせずに購入しました。しばし、ホテルの部屋に飾って楽しんでいました。スーツケースに入れてみると、なんともぴったりサイズです。入らなかったら一体どうするつもりだったのでしょう・・・。こんなの機内持ち込みできませんよね。
ウィーンに戻って、さて、寝室に取り付けてみようとすると、なんと壁がコンクリートで、ドリルでも穴があきません!(ちなみにこちらの物件は壁に穴を開けてもOKなのです。)本当に取り付けたかった位置には取り付けられなかったのですが、寝室に入口側だけ、深さほんの数cmだけモルタル層があることを発見。そこになんとか無理やりとりつけてみました。
これにて、部屋にいつでも月がある状態になりました。
やっぱり位置はもうちょい下が良かったでしょうか。





月を持ち帰る。いいですね〜、ポエジーですね。月にはうさぎも居るしトンボも居る。ネコもいるかもしれない。作者の意図外でしょうが、我々日本人は月とススキと赤トンボとくりゃ胸がキュンとなる。もう秋だ!
月猫先生、そっか、私はアメリカから月をもって帰ってきたんですね。ちなみに部屋にはウサギのオブジェもありまして、月空間を再現しております。猫は今の所見当たらないけれど、どこかに隠れているのでしょうか。ちなみにクマもいます。あとはススキを生やしてお団子を持ってきたら完璧です!
Den Wein, den man mit Augen trinkt, Giesst Nachts der Mond in Wogen nieder,
とジローが書いたのをドイツ語訳したのはハルトレーベンです。音楽を付けたのはシェーンベルクです。
だからあれほど,もっと低いほうが良いと言ったのに。言ってないけど。
LiLAっくまさん(いい返しが思いつかなかった)、ジローってGiraudって書くんですね。初めて目にした詩です。WeinとWienを見間違えて??ってなりました。フランス語もドイツ語もわからないのでなかなかハードルが高いです。ところで、低いところにした方がいいって、もっと早く言ってください〜!!