去シーズン(2020−2021)から、オーストリアでは、ロックダウン中でもスキー場は屋外での運動であるため営業が許可されていました。しかし、ロックダウンの間は、スキー場のレストランなどは営業禁止でテイクアウトのみ営業でした。さらに、それ以外の制限として去シーズンから引き続いているのが、リフトやゴンドラでの(1)FFP2マスクの着用義務。そして、今年から新たに追加されたのが(2)2Gルールのグリーンパスの提示です。

(1)FFP2マスクの着用原則
日本ではあまり使われていない医療用の不織布よりずっと分厚いマスクです。

これ、ヘルメット(欧州のスキー場では九分九厘の人が着用)とゴーグルとのコンビネーションが最悪なんです。マスクをしているとゴーグルが曇る。マスクを外して滑りたくてもヘルメットをいちいち取らないと耳から紐が外れない。マスクを着用するときヘルメットを取らないと装着できない。とにかくゴーグルが曇る!!!!怒
対応する側のスキーヤーのスタイルもまちまちです。



ほとんどの人が、いずれかの2択です。
- マスクを着用したまま滑る
- メリットは楽
- デメリットは標高が高いと苦しい、雪が降っていたり気温が低いと凍る
- 顎マスクにして滑って、ゴンドラやリフトに来ると持ちあげる
- メリットは苦しくない
- デメリットは、雪が降っていたり気温が低いと顎マスク状態で凍る
稀に、ヘルメットの外側にうまいこと安全ピンで取り付けている人もいます。
これはこれでやはり意味があったのか、スキー場そのものの営業による感染拡大は、少なくとも昨年は、顕著には観測されなかったようです。レストランがオープンしていなかったというのが一番大きい理由なのかもしれませんけれども。
(2)グリーンパスの提示義務(2Gのみ許可)
そして今年になって追加されたのが、2Gルールの徹底です。2Gルールというのは、2G: fully vaccinated or recoveredのドイツ語の接頭辞を取ったものです。(vollständig geimpft oder genesen, Tests werden nicht anerkannt.)
すなわち、今シーズン(2021-2022)は、ワクチンを打った人か最近リカバリしたことを証明できる人しかスキー場に入場できないのです。しかし、目視で証明書を確認するのには限度があります。チケット売り場が大混雑するのでは・・・?と、思っていました。
そこでグリーンパス(QRコード)の登場です。



シーズン初滑りで行ったゲレンデ、前に並んでいた人が券売機で何かバーコード読ませてるな?と思ったもののスルー。ゴンドラ乗り場の前に以下のような機械があるのに気づきました。オーストリアのスキー場のチケットは、基本的に磁気式です。乗り場前にいちいち磁気リーダーがあります。そう、この装置でQRコードを読み込ませることで、この磁気チケットに追加的にQRコードの情報が登録されという仕組み。
情報がないと、ゲートが開きません。
こりゃすごい・・・。


ちなみに、磁気カードなのでリチャージできるため、チケットを既に持っている場合はこちらのサイトから事前に登録しておくこともできる仕組みです。

すごーーーーい!!!!近代的!!!! い
そもそも、外国人客の多い北海道や長野の一部を除いて日付印刷された紙チケットの多い日本と比べると、とても近代的です。

これからオーストリアでスキーに行く方には、ご参考までに。(居ないか…)
2021/12//28追記
チロルのスキー場のレストランでは、2Gルールの徹底のため、入り口にさらにSkipassのチェックゲートがありました。でも、、機械はあるもののゲート(開閉する扉)もないので素通り可能。そしてゲートを理解せず横のロープを跨いで入っていく人も多数ありました。

