
新しいところに行くのが好きなタイプですが、気に入ったところは繰り返して行ってしまいます。ということで、今年も、2021年以来毎年1回は行っているオーストリアの木曽駒ヶ岳に行ってきました。本当にこの山、大好きです。
実に美しい山容に魅せられたのは、初めて行った2021年です。
古びた寂れたスキー場が麓にあります。駐車場の脇でずっと工事をしていたのですが、今年行ってみると立派なスキー場のベースステーションが完成していておしゃれなカフェや子供が遊べる滑り台やらが完成しており、多くの家族連れで賑わっていました。寂れたまま潰れる訳じゃなくてよかった!


今回は、2日間続く晴れを狙って山小屋泊の2日間のゆったり日程です。周回したことのない稜線というかテーブルマウンテンの上を10kmほど周回するのを2日目に設定しました。
1日目
そんな距離があるわけでもないので、かなり遅めの出発です。いいお天気ですが、とっても暑い。持ち込んだ2.5Lの水のうち1.5L近くを消費しました。

山小屋に一旦入って荷物を置いてからかなりの軽装で15分ほどの山頂に向かいます。山頂には、おっちゃん3人がのんびりおしゃべりしているだけ。この人たちも下山しないのか、動く気配すらありません。そよ風が冷たくも温かくもなく、私もここで動画や写真を撮りながらひたすらぼんやり。

帰宅しない=運転しないので堂々とビール飲める!と思って飲み始めたものの、標高1800mを超えていることもあって、半分飲んだところで一旦ダウンしました。
ちーん。

再び復活したのは日の入りの頃。山小屋の外で残ったビールを飲んでいると、Grazから来たオーストリア人のおっちゃん3人組と、なんだか話が弾みます。日本にも山が結構あるんだよ、スキー場もたくさんあるんだよ、私は日本でやってたのと同じようなことをオーストリアでもできてとても幸せに感じててオーストリアが大好きなんだよ、なんて話をしていました。
盛り上がったのは、私が牛が苦手な話。
日本の登山では熊鈴(熊を避けるための鈴)が必須で、熊に遭ったら命の危険があること。それに比べたら牛は目を会わさず距離を取っていれば大丈夫なんだけど、それでも「じーーーーーー」っと見てくるから苦手!って言ったら「彼らは何もしないよ、大丈夫!!!」とのこと。
ほんまかい〜〜〜〜!それでもデカいし怖いで〜〜〜〜!!!
と思いつつ、翌日訪れる恐怖を知らぬ私は笑っていたのでした。

2日目
翌朝は雲海です。この日の日程は、20km近いコースにするか10km程度におさめるかのところでしたが午後から雷雨の予報で10km程度にしてお昼には切り上げるコースを選択。

苦手な放牧されている&登山道を横切る牛たち。

しばらく待ってみるもののほぼ動く気配がない大きな団体がいます。左右に逸れるにもかなりの幅で広がっていて、どうしたものかと、真ん中を突っ込んでみることにしました。この団体のうち、少なくとも3頭の牛が、私のことをじーーーーーっと見ています。困ったなぁ。。目を合わさずそーーーーっと刺激しないように通過しようとしたその時、一頭の牛が私に向かって動き出したことに気づきました。
やばっ
と、立ち止まって無害な風を装ってみたものの、どんどん迫ってくる牛さん。。この人、ついに私の真横0cmまで来て私の腕やザックの匂いを嗅いでいます。
ツノが怖い!!!デカいし怖い!!!

マジか・・・マジか・・・食われたらどうしよう。ツノで刺されたらどうしよう。雌牛じゃなくて雄牛だったらどうしよう。
と、気づいたら真後ろにももう一頭牛がいて、私のお尻を鼻でクンクンツンツンしていることに気づきました。怖すぎる!!!!耐えきれなくなり、ゆっくりとなぜかドイツ語で「ごめんねーー・・・、失礼しますーーー・・・・」と謝りながらなんとか牛から逃れてきました。
その後は平和に歩きました。初めて来たの2021年も同時期だったはずですが、あの時は高山植物が咲き誇っていました。今回はちょっと時期外れだったようです。それでも高山植物の花々がとても綺麗でした。

時々、まだ残る残雪を眺めながら、

高山植物を楽しみながら、

後ろ髪引かれながら下山しました。
また来年も行こう〜。
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