Rust(ルスト)で一生分のコウノトリを見てきた。

過去に何度か訪れているNeusiedlerseeの湖畔の街、Rust。コウノトリが営巣することで有名で、一部の日本のガイドブックにも載っているようです。数年おきに不定期的に来ているわけですが、今回、一生分のコウノトリを見ることができましたので、その記録。

  1. Rust(ルスト)の街
  2. コウノトリが見られる時期
  3. 子育て時期に来たらめっちゃいる
  4. 過去のRust訪問時の記録
    1. Stork Nest Camをチェック
    2. 2020年10月末
    3. 2022年9月初旬
    4. 2023年2月
  5. 2024年は記録的だったらしい
  6. まとめ

Rust(ルスト)の街

Rust(ルスト)の街はウィーンの南にあるNeusiedlerseeという湖の西側の湖畔にあります。ウィーンからは車で約1時間。GoogleMapで検索してもルートが出てきませんが、公共交通機関では、Wien HbfからNeusiedl am Seeまで行けばNeusiedl am SeeからRustへのバスが出ているらしいです。

コウノトリが見られる時期

実はオーストリアにいるコウノトリは、日本のものとはちょっと異なる嘴が赤色の鳥で、シュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)と呼ばれている種類なんだそうです。Wikipediaによると、春から夏にかけてアフリカからヨーロッパにやってきて繁殖、秋には越冬のためにアフリカに帰ってしまうそうです。ヨーロッパでは、特にポーランドが一番の繁殖地だそう。

子育て時期に来たらめっちゃいる

今回訪れたのは2025年6月中旬。何気にフラッと何もチェックせずに来たのですが、雛たちが飛び立つ前の時期だったのか、屋根の上、ほとんど巣には少なくとも1羽以上のコウノトリさんがいました。

街に入った瞬間、屋根の上に

コウノトリだらけ!!!

いるわいるわコウノトリ。とにかく全部の巣にコウノトリ。親鳥と思われるデカいのの隣には、たいてい少しだけ小柄なのがいます。巣立ち間際の雛たちでしょうか。親鳥は羽を広げると余裕で1-2mを超えそうな大きさです。

ホイリゲでご飯を食べていてもその上を飛び交うでっかい鳥。

「カタカタカタカタカタカタカタカタ!!!」と嘴を鳴らすのが彼らのコミュニケーション方法だそうです。デカいキツツキでも居るのかと思いました。

そして街のはずれに巣のサンプルが置いてありましたが、しっかり大人の男性が寝られるくらいのサイズ。直径は180cmくらいありそうです。

帰宅してから色々と調べていると、なんと!!

この巣、人間が作ってあげて人間が煙突の上に乗せてあげている

ことが判明。(煙突が詰まるのを防ぐため?)なんという共存作戦。

過去のRust訪問時の記録

過去にRustの街を訪問したのは、2020年10月末、2022年9月初旬、2023年2月、そして今回2025年6月中旬の4回。そして、今回が最もコウノトリを見ることができました。一羽も見られなかったのは2023年2月の訪問の時だけでした。

Stork Nest Camをチェック

巣のカメラがありますので、訪問前にチェックしておくと良いと思います。↓のような感じで見られます。こちらは子育てシーズンの雰囲気。

2020年10月末

ほとんどの巣は空っぽで、水辺の公園に2羽だけいました。今思えば、越冬を諦めたお年寄りの個体だったのか、もしくはまだ暖かいからと油断していたただの怠け者だったのか。

2022年9月初旬

かなりいましたが、子育ては終わっていたのか空を飛んでいるのが多かったです。

2023年2月

この時は一羽も見かけませんでした。巣は全て空っぽでした。

2024年は記録的だったらしい

The 2024 stork year was truly a record year: 86 young storks hatched here! This proves that the work of the Rust Stork Association is worthwhile. Thus, almost 130 storks circled above the rooftops of Rust’s old town. They departed in mid-August and will hopefully spend a pleasant winter in faraway Africa. Four storks have decided to spend the winter in Rust and, with a bit of luck, can be observed on the roofs or in the meadows and fields around Rust.

やっぱり去年も居残り組が居たようです。温暖化で居残り組が居るというニュースもありました。

まとめ

これまでいろんな時期に行った結果、まとめると、2月より後の春に飛来して卵を産んで、6月ごろには雛たちはそこそこ大きくなっていて、基本的には8月ごろにアフリカに旅立ち、9月ごろには少なくなっていて、11月には越冬に飛び立ちほとんどいなくなっている、ということのようです。訪問前に巣のカメラをチェックしましょう。

謎なのは、湖沿いには他にも同じような条件の街があるのにも関わらず、このRustにだけ居るということです。お気に入りの場所なのでしょうか。

“Rust(ルスト)で一生分のコウノトリを見てきた。” への2件の返信


  1. 私の母が、鳥を見るのが趣味なんですけど、このコウノトリだらけを見て感動してました!

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