(2025年版) 晩秋のGosauseeの紅葉とDachsteinを臨む

秋のGrundlsee(グルンドルゼー)湖畔紅葉散策に続き、翌日は車で1時間弱のGosauseeに向かいます。Gosauseeは2年前の同時期に行った思い出の場所。ふたつの湖、Vorderer GosauseeとHinterer Gosauseeが連なるこの場所。奥にあるHinterer Gosauseeまで行くと、目の前にDashchsteinの山がどーんと立ちはだかり素晴らしい景色が広がります。その風景に心底感動した2年前。廃れた心にもまだ感動できる気持ちが残っていたことに気づいた場所でもあります。

Gosausee (ゴーサウ湖) の場所

Gosauseeは電車で行くことができるのかはわかりませんが、ウィーンからはHallstattに向かう道の途中で分岐していきます。地理的にももHallstattの山の裏側のような位置になります。

Gosausee (ゴーサウ湖) 湖畔を歩く

この日は朝から雨。チェックアウトが遅い時間だったので宿でのんびりダラダラ過ごして時間調整をします。ちょうど1時間ほどで雨雲が通り過ぎそうな予報になったので出発しました。北側にあるVorderer Gosausee から歩き始めます。

2年前よりもずいぶんと水位が低いように感じます。Vorderer Gosauseeでこんなに水位が低かったら奥にあるHinterer Gosauseeには水がなくなっているのではないかという懸念を抱きながら歩きます。まだ雲は厚くかかっていますが流れているので、歩いている間に晴れてくると期待します。2年前とほぼ同じ時期ですが、今年は少し紅葉の終了が早かったようです。すっかり晩秋の寒々しい風景。

乾いた山が多いオーストリアの中で、湖畔のこの場所は珍しくコケが覆い茂った森です。あらゆる場所から水が滲み出ています。シーズンは終了していましたが、こちらもブルーベリーの里。

Vorderer GosauseeからHinterer Gosauseeまでは、若干の登りになります。少しだけ木陰に見えているのがVorderer Gosausee。

そしてHinterer Gosausee湖畔に到着すると、やっぱりこの景色!目の前に立ちはだかるのはDachsteinの山塊。メインのピークは陰に隠れていますが、ほぼ全体が見渡せるこの場所はやはり特別です。

しばらく写真を撮ったり湖畔を漂っていると、風が止み、湖面に山が綺麗に映り込みました。本当に美しい。形状から考えても、ここは太古の昔はまるっと氷河だったのでしょう。典型的な氷河湖の形状のようです。

湖畔の最南端まで歩き、ここでも何枚も写真を撮り、写真を撮っている人の後ろ姿を入れてまた写真を撮り、風景に感嘆し、なかなか先に進みません。本当にどの角度でどの方角を見ても美しい。口数も少なに、各々の感覚で景色を記憶に刻みます。

山小屋は営業終了していますが、ちょっと休憩。少し晴れ間も出てきたけど、休憩している間に体がすっかり冷えてしまい極寒に。戻りは早足で身体を温めながら歩きます。

戻りもどの瞬間もどこを切り取っても良い風景で、なかなか出発地点に戻れません。

最後の最後に、晴れ間が広がってきました。

このメンバーで同じ景色を見られるのはこれが最後。湖畔の山小屋で夕ご飯を食べてウィーンに戻りました。またいつか、同じメンバーで、たとえ歳をとっていても、ここならフラットだしみんなで歩けるような気がする。あのときはみんな”まだ”若かったねって言えるような日が来れば良いなと思います。

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