今回は、勝手にオーストリアでSUPを始めるときのスタートポイント。SUPをどうやって買いましょうね?ということを考えて行きたいと思います。

SUPとは?
Stand Up Puddleという乗り物
サーフィンは波に乗るかうつ伏せになってパドリングをするのに対して、Stand Up Paddleboard(SUP)はボードの上に立ってパドルを使って漕いで進むウォータースポーツです!ここ、オーストリアでも人気です。というのも、海(波)はないけど湖などの水辺が多いお国柄ゆえ、流行るのは一瞬だったようです。
オーストリアでSUPって面白い?
いやあ、個人的にはハマりました。この夏でSUP3年目となります。日本では(超下手でしたが)サーフィンをやっていて、当時は波のない日の湘南の海に漂うSUPをちょっと馬鹿にしていたのですが、波のないオーストリアでウォータースポーツを楽しむために意を決して買ってみちゃったんですよね。

オーストリアには超きれいな湖がたくさんあります。水温は夏でも低いので、ずっと泳いでるわけにもいかない。ボートはなんとなく好きじゃないし、動力のついた乗り物(モーターボートとか)は好きじゃない。スピードが出るウィンドサーフィンは怖い。そんな私にはぴったりの遊びになりました。ウィーンにも閉鎖湖がありますし、オーストリア中のどこでもできるのです。こんな景色の湖に漕ぎ出し、ふわふわ浮かびながら積んできたビールを飲んだりSUPから降りて泳いだり。最高じゃないです?
ただ、All Round(後述)のSUPの速度って徒歩とそんなに変わらないんです。だいたい時速3−4kmです。特に、風が強かったり、風のせいで水にもカレントがあったりすると徒歩以下のスピードになることも。ですので、一周10kmの湖を一周しようと思ってもある程度の時間がかかることには留意が必要です。
SUPに乗って何したい?
基本的にはボードの上に立ってひたすら漕いでいく立ち漕ぎサーフィンなのですが、最近ではいろんな種類が売られています。SUP専門ブランドでは、目的に応じて少し形状が異なるSUPが用意されています。ほとんどのケースではAll Roundで良いかと思います。
- 特になんでもいいからやってみたいしただ乗りたい(All Round):一般的な形状
- 長いツアー(川下り何十キロとか)に行きたい(Touring):板が細くて長め
- SUPの上でヨガしたい:板が太めで安定するが小回り効かず水の抵抗が大きく遅い
泳げる必要ある?
当然の質問です。もちろん、安全面では泳げた方が良いでしょう。何よりも、不意に水に落ちてパニックにならない程度の度量は必要かと思います。そういう私は、完全なる金槌ではありませんが、上手には泳げません。なので、常に後述する安全具をつけています。また、SUPから降りて泳ぐ時用の浮具もSUPに乗せています。
SUPをどこで買う?
Solid か Inflatable か?
さらに、SUPボードには、サーブボードのような素材のSolidと、ポンプで膨らませて使うタイプのInflatableがあります。
オーストリアで見かけるほとんど99.9%がInflatableです。レンタルを除いて、Solidは見たことがありません。(素材が違うので一目瞭然。)海に出ることがほとんどなく、オーストリアの湖で乗る限りにおいてはInflatableで十分!車に乗せるのも簡単ですし収納も小さくなりますし強度は十分にあります。繰り返しますが、頻繁に外海に出て波にも乗りたいという場合を除いては、Inflatable一択です。
大人用のSUPボード本体は、3mを超えることがほとんどです。Solidは折り畳むことができませんので、そのまま車に乗せたり保管したりする必要があります。一方、Inflatableなら空気を抜いて畳めば1m弱の大きさまで小さくなり、60Lくらいのバックパックくらいに収まります。
まずはレンタル!
レンタルがお勧め。ウィーンなら、Alte Donau沿いにSUPレンタルが何箇所もあります。まずはレンタル(だいたい1時間15−20€/1時間)で乗ってみましょう!
選び方
以下のおすすめは、全てInflatableの話です。
SUP専門ブランド、大型スポーツ用品店のブランドが選択肢になります。避けた方が良いのが、ホームセンターとかで売っているような200ユーロ以下のもの。子供用使い捨てなら良いのですが、大人が乗ると不安定なものも多いです。
まずは長さと幅、重さです。標準的には、大人なら長さ10’(3m程度)-11’(3.3m程度)で重さが10-13kgくらいです。ただし、軽いから良いというものでもありません。軽い=構造がしっかりしていないことになります。10’’で一人乗り、11’あれば二人乗れることが多いです。その次に付属品。大抵の場合、
- フィン
- パドル
- リーシュコード
- 手押しポンプ
- バックパック
が付属してきます。パドルやポンプも一緒にするとかなりの重さになります。
3フィンは直進の安定性がありSUP上でのヨガなんかにも安定しますが、小回りはききません。1フィンは小回りがききますが、安定性は若干失われます。でもオーストリアで湖で乗るならほとんどのケースでフィンは1本で十分ですし、3本あっても悪くもありません。
大型スポーツ用品店のブランド
一番手っ取り早く、実物を見てから買えるのが大型スポーツ用品店です。Intersport、DecathoronなどがオリジナルブランドでSUPを開発して売っています。価格も抑えめで250-500€くらいです。
特にDecathoronのSUPは、ITIWITというブランドで、値段とのバランスでとっつきとして結構おすすめできます。ほとんどのモデルが300€以内とかなり安く、それでいてかなりしっかりしています。乗らせてもらったこともありますがかなりの安定感でした。Decathoronでは、このほかTAHE OUTDOORSのモデルも売っています。
FIREFLYというのが多分Intersportのオリジナルブランドではないかと(確信なし)思っていますが、こちらのSUPも店頭で見る限りはしっかりしていて十分に使えそうでした。
SUP特化ブランド
それ以外に、オーストリア+ドイツでよく見かけるのは、Bluefin Sup、Fanatic、RED、F2あたりです。特にウィーン近郊では、見渡すとF2、Fanaticだらけの時もあります。
その他必要なもの
ライフジャケットなど安全用具
オーストリアの湖で見かけるほとんどの人はライフジャケットなどを着用していません。川だとしている人はいるかもしれません。当然、あった方が安全です。アウトドア用品店ならどこでも売っています。
その他、エアバッグ的に紐を引くと膨らんで浮き輪になるものもあります。私はこちらのRESTUBEを利用しています。
防水バッグがあると便利
お財布・携帯などを持って乗るのに、防水バッグがあると良いでしょう。アウトドア用品店ならどこでも売っています。
電動ポンプがあると超便利
SUPの準備で一番時間がかかって体力を使うのが、実はポンピング。15PSI程度まで気圧を上げなければ強度が確保できませんので、10PSIを超えたあたりから相当力が必要になります。そこで活躍するのが電動ポンプ。150ユーロ程度で買えますので、特に女性はあった方がいいと思います。
当日の持ち物
当日の持ち物は以下にまとめてあります。
以上、オーストリアでSUPを始めてみるまとめでした。
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