7年間替えていない車のスターターバッテリー

ずっと謎だったんです。オーストリアで乗っている私の車、7年間、一度もバッテリーを交換していないんです。

最初の数年は、タイヤ交換をお願いするたびに「バッテリーレベルもチェックしてほしい」とお願いしていました。そして毎回、「バッテリーは問題なし」と言われ続けてきました。

3、4年経った頃、「バッテリー替えなくていいの?」と聞いたところ、

「まだまだ全然大丈夫なレベル。バッテリが弱るとエンジンがかかりにくくなったり、アイドリングストップ中に電圧が下がって、エンジンが自動で再始動するようになるから、すぐにわかるよ。」

とアドバイスをもらいました。

ところが、そのような症状が出ないままさらに数年。

さすがに気になっていた昨年末、一時帰国時に、車のシガーソケットに差し込むだけで電圧を確認できる簡易の電圧計を買ってきました。

先日それを差し込んで電圧を見てみると、エンジン停止時も走行中も、表示ははやり正常範囲内。

なぜだ・・・w

確かに私の乗り方はバッテリー的にとても良いのだとは思います。通勤などの短距離走行はほとんどなく、一度乗ると片道100km−500km走ります。それもほとんど毎週末。しかも一人の時は休憩すらほとんどしないで運転しっぱなしなので、イグニッションから3−4時間エンジンが回った状態なんて当たり前。あと、車庫は地下の温度変化も小さい場所。車好き曰く、これも結構長寿命に効くらしい。

日本だったら有無を言わさず3−4年経ったところで交換していたと思うのですが、エンジンは相変わらず一発でかかるし、アイドリングストップ中もアクセサリやエアコンの使用でエンジンが再始動することはほぼありません。

昨冬はマイナス17度の外の環境に一晩駐車していても、翌朝は3秒ほどでエンジン始動。その後も特に変わった様子もなく、今もそのままです。

そんなこんなで、納車からは完全に7年が経過しました。
走行距離、10万8千キロ

いい加減、やっぱり変だと思って、今日、別の用事で行ったついでに、ディーラーのメカニックのおっちゃんとお話しました。

「もう一度聞くけど、バッテリー交換してくれたこと、ないよね?」
「記録確認したけど、ないね」
「液の補充は?」
「してないよ。そういうことする状況ならバッテリー交換するから。」
「今日、バッテリーの状態は健全だったの?」
「ほーーーんの少しだけ性能は落ちているけど、まだ問題ないレベルだったよ」
「納車から一度も交換していなんだけど」
「自分で交換してないの?」
「してない。7年経ったんだけど」
「本当にオリジナルのままなの?」
「おっちゃんが交換してないならそのまま。」
「普通は3−4年でダメになって交換するよ。」
「そうだよね。でもエンジン元気にかかるし、アイドリングストップ中もなかなか再始動しないよ?なんで?」
「…笑 不思議だね…でも、この冬のオーストリア寒かったらやられるかもよ?暖冬らしいけど」
「交換した方がいい・・・?」
「さすがに7年は・・・笑」
「ですよね」
「うん、7年は・・・笑」

というわけで、ディーラーから戻ってバッテリー交換しようと決心したところでこの話をしていたら、なんとバッテリーを10年替えていないというツワモノを発見しました。同じような年代の欧州車、同じような乗り方、同じような車庫条件のようで、上には上がいた。笑

そもそも、欧州で販売されている車は、CO2排出の厳しい基準クリアのために普通のスターターバッテリーではない高性能タイプ(EFB(Enhanced Flooded Battery) や AGM(Absorbent Glass Mat)というらしい)を搭載しているそうなので、単にそれのおかげって可能性も高いようです。

このまま乗り切るか・・・?笑

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