帰り道、駅を降りて駐車場をテクテクと横断していると、一台の白いタクシーがやってきました。駐車場から道路に出る直前、
がりがりずりずりずりがーーーーー
という音。あーーあ、歩道にでもバンパーの下を擦ったのかね。かわいそうなタクシー。
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TALES FROM THE VIENNA FOREST
帰り道、駅を降りて駐車場をテクテクと横断していると、一台の白いタクシーがやってきました。駐車場から道路に出る直前、
という音。あーーあ、歩道にでもバンパーの下を擦ったのかね。かわいそうなタクシー。
“シャーシに噛んでても知らないけど” の続きを読む暖かい新年となりました。夜中に、カウントダウンイベントに出かけて行っても、ダウンジャケットいらないんじゃないかと思うようなレベルでした。例年の、雪の森の中を歩き回り駆け回り滑り回っていた年末年始とは、大違いです。日本の豪雪のニュースを見て、いつもならワクワク、明日はどこへ行こうかと天気図とにらめっこをしていた日々は、遠く彼方に離れて行ったようです。
思えば、異国で年始を迎えるのも初めてだと思います。ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンイベントとかベタなものにも憧れるのですが、まずはウィーンから楽しもうと、どこにも出かけずにウィーンに留まることにしました。
ここでまず、今後のために2018年のクリスマス近辺のウィーンの様子をメモしておきましょう。
12/22(土)お店もクリスマスマーケットもものすごい人出。
12/23(日)ものすごい人出なのに、やっているのはクリスマスマーケットだけ。
12/24(月)ほとんどのお店が午後13−14時で閉店。やっているのはクリスマスマーケットだけ。
12/25(火)祝日 どこもやってません。何もかもやっていません。クリスマスマーケットも閉店。何もない。本当に何もありません。
12/26(水)祝日 家を一歩も出てないので不明。でも前日と同じと思われます。
12/27(木)お店再開。すごい人出。セール。
12/28(金)通常営業
12/29(土)通常の土曜日
12/30(日)通常の日曜日
12/31(月)ふたたびお店は13時ごろすべて閉店。ただし、街中は14時ごろからイベントだらけで、イベント間を移動する人だらけ。クリスマスマーケットの残骸+イベントブース多数。
1/1(火)祝日 しーーーん
以下は、クリスマス後のクリスマスマーケットが新年イベント会場に転換している様子です。多くの場所では、クリスマスツリーもそのまま存在しています。1/7をクリスマスとして祝う正教(かな?ロシア人やウクライナ人から聞いたことがある。)もあるそうで、そういう宗派(?)への配慮なのか適当なのか・・・。
さて、年越しの花火のフライングがあちこちから響き渡っています。日本では個人では上げられないんじゃないの?っていう規模の花火があちこちから上がります。もう少ししたら、年越しイベントに向かってみようと思います。
こちらは、夕方の時点での喧騒です。
年末だし、一年を振り返り、今年を総括し、来年の目標を述べると思うでしょう?いいえ、水垢の話をします。
ヨーロッパの水は、ミネラル(MgやCaなどのMetal ions)が多く含まれた硬水です。これまで、週1回のお掃除サービス付きアパートにいましたので、全く掃除をしなくてよかったんですが、引っ越してきてその脅威に気づきました。引っ越し後の数日したある日、お風呂場のお風呂脇にあるガラス(写真右側)が真っ白になっていることに気づきました。
大変だ〜〜〜!!!

料理を再開しました。引越して生活も落ち着いてきました。料理を始めてみると、体調も良くなった気がして、集中できるようにもなりました。ずっと疲れてるのかな、と思っていたけど、原因は食事だったようです。お昼はカフェテリアでできるだけ食べるようにしていても、バランスが悪かったのかなと、この2ヶ月ほどインスタントパスタや焼きそばばかり食べていたことを反省しています。食べ物って、重要。
さて、ずっと試してみたかったのがお鍋です。日本からの船便を受け取り、土鍋もガスコンロもあります。白菜も春菊も薄切り肉も手に入るのなら、やらないわけにいきません。ガスボンベも手に入れて、持ってきたコンロと土鍋で、完璧なお鍋ができました。んまい!日本の味って優しい〜。久しぶりに感動しました。



引っ越してすぐ、洗濯機を購入してinstallしてもらいました。不動産屋さんにおすすめしてもらったサイトで注文すると、私より英語がイマイチのおっちゃんから電話がかかってきて、二人して混乱しながらなんとか日程調整して来てもらえました。
ところが、だ。



週末をかけて、随分と生活が整ってきました。やっと、人間らしい生活ができるようになりました。年末になって、気持ちも落ち着いて、いろいろなことを考えられるようになってきました。
当初、私はAltbau(Old building)で、中がリノベートされた物件を探していました。慢性住宅不足で何年も待たねばならないストックホルムとは違い、ウィーンでは比較的豊富に物件があり流動性が高くて東京とさほど変わらない印象です。WILLHABENという有名なサイトでAltbauのリストだけ見ても1500件ほど出てきます。数としては結構あるのですが場所が不便だったり何か問題があったりで、私は、なかなかいい物件には出会うことができませんでした。
で、最後に出会ったのが、周りの環境は抜群に良くて、暮らしやすくて、通勤もしやすくて、でもAltbauではない、むしろ、新築の物件でした。新築の物件というと壁がペラペラで日本の古い集合住宅みたいなのを懸念したのですが、壁もAltbau並みにしっかり厚くて、憧れの最上階ではないものの最上階に近い階です。それに、周りの建物がいい感じですので窓からの景色は、ヨーロッパ〜。

Altbauの建物では、屋根が斜めになっていて、その屋根裏部分の部屋をDachgeschosswohnungとかDG Wohnungとか呼ぶようです。夏は暑いとのことだったのですが憧れていました。空調が付いていればなおよしです。
“コタツで鍋パしよう。” の続きを読む
職場の食堂のパスタコーナーのおっちゃんが、クリスマスに雪が降ってホワイトクリスマスだったのは2005年が最後でそれ以降ないんだと言っていました。

しかし、今年は11月の中旬から雪が舞ったり少しだけ積もったりしていたので、期待していたのですが、昨日と今日はものすごく暖かいです。少しだけ残っていた雪も全て溶けてしまいました。
“円形融解症候群” の続きを読む引っ越しました。
長かったアパート探しを終えて、ここという場所に決めてからはあっという間に契約、鍵の受け渡し、元のマンスリーアパートからの荷物の移動、日本からの船便の受け取りが約1週間の間に凝縮されてしまいました。
ウィーンでのアパート探しについて、私は大変苦労しましたので、その結果得られた情報をまとめておきたいと思います。私は単身者で、ご家族連れの場合は、さらにインターナショナルスクールやローカルスクールへの通学など考慮するとかなり限られるのかと思います。
基本的な不動産契約の仕組みは、日本とほとんど変わりません。大家がいて、仲介業者がいて、借主がいます。敷金(deposit)は大家に、仲介手数料(comission)は仲介業者に支払います。契約書の条項に注意が必要なことも日本と同様です。
アパートを内見に行った際に、大家さんがある音楽家の奥様だった、というびっくりなことがあり、その音楽家の方の室内楽を聴きに行ってきました。
いつも、音が鳴り初める瞬間が大好きです。そして、奏者がいろんな表情をしながら人生をかけて練習してきた音がどんな風に鳴るのかをじっと観察するのが私の趣味です。音楽だけを聴いていているというよりも、筋肉の動き一つまで観察していたいのです。始めてブラームスさんにお会いしました。いつも、私の耳がお世話になっております。
アパート探し、本当に疲れました。良い!と思ったら5階までエレベータなしの螺旋階段、良さそう!と思ったらground floor、中は最高なのにスーパーに行く道にエロサービス店、ここに決めた!と思ったら大家さんがブラック企業(Depositを返さず過大請求するので有名な会社で裁判多数)、大家さんがUNの人ですごくいいけど超車通りの多い大通り沿い、場所も内装もいいけど北向きで暗くて寒くて死にそう、St. Stephanから徒歩1分で破産しそうで夜もタクシーの抜け道、最高に良いけどバスタブがなくて王様(上司)の家から3分・・・など。
11月12日までだった原稿の期限が、17日までに延長されましたというメールを受領しました。それでも筆は進まず、やってきてしまった17日土曜日の夜、共著の方に確認していただくには到底間に合いません。とうとう会議の主催者の方に「申し訳ありません。間に合わないので、20日月曜日に提出させてください。」とメールをしました。
月曜日。
No problem with the delay. As you know, the deadline has been extended up to the 17th of December, 2018.
椅子から落ちました。どうしようどうしようどうしよう・・・。(怒られる絶対怒られるいろんな意味で怒られる絶対やばい)走って逃げて穴に潜ってそのまま冬眠したい。そう思いました。
しかし、とたんに気が大きくなってしまうのが私の悪いところです。(人に迷惑をかけたことも忘れて!)行ってる場合じゃないだろうと思っていたことが、心の中で膨らんでいきます。そうそうあるチャンスじゃないでしょう?行っちゃえば?心の中に棲みつく17歳の私が無邪気に大声で誘います。

月曜日は、朝起きると路上の車の屋根や、駅舎の屋根が白くなっていました。川沿いにある職場に到着しても雪。ビルの上の階から見下ろすと、雪が上下に舞っていました。昨日の予報では、今日も同じような気温で雪でしたが、小雨でした。積もっていた雪は、溶けました。
1日部屋でパソコンに向かっているのもな・・・と思っていました。クリスマスの電飾も始まったし、もしかして日曜日もクリスマスマーケットってやっているんじゃなかろうか・・・そんな天の声が聞こえました。夕方まで頑張って、夕暮れとともにテクテクと市庁舎方面に歩き始めます。途中、通りかかった美術館前の広場のクリスマスマーケットは、電飾だけが輝いて、お店は全て閉まっていました。諦めずに歩きます。すっかり冬の空気に入れ替わって、とっても寒いです。
市庁舎(Rathaus)に近づくにつれ、見えてくるライトアップされた市庁舎と人の流れ。これは、クリスマスマーケット、やってるな。確信します。
感動〜〜写真で見た景色が目の前に!!!
クリスマスマーケットが始まりました。納期が今日だというのに、まだ完成していない原稿があります。ただ、バタバタとして全くやるべきことが追いついていません。なので、自分に1時間だけと約束して、走ってクリスマスマーケットと点灯されたはずの街の飾りを見てきました。
今週は、前半、ウィーンの街は真っ白でした。窓から何も見えません。いつもは見えるはずの街も、電車も霧の中。週の後半は晴れまして、昨日と今日は夕日がとても綺麗でした。
まだアパート探しをしています。ある人は1件目で決めたと言い、ある人は数ヶ月ずつ3件住んでから4件目で決めたと言い、ある人は6回内見したけどそのうちの1件は同じところだったと言い、ある人は値段で選んだと言い、ある人は大家で選んだと言う。だいたい5件も見たら決まるでしょう〜って感じみたいですが、私は9区、3区、4区、5区、3区、3区、7区、6区、1区・・・。で、まもなく10件目です。ここで、上司である王様に「1区に住むのはどう思います?」って聞いてみたら「Are you crazy?」って大笑いされました。夢の19区はどこへ行ったんだよって。だって見つからないんだもん!!!と逆ギレしました。そんなわけで、内見のためにあちこち歩いていると少しずつウィーンに詳しくなってきました。