オーストリアのサイドミラーから

サイドミラーから見える景色が好きです。オーストリアの西に旅してウィーンに戻る時には夕陽をバックに車を走らせることが多くて、サイドミラーに映る夕陽が綺麗だったりします。走り去ってきた山々、悪天候、青空、夕陽。そんな撮り溜めていた「オーストリアのサイドミラーから」の写真たち。

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[2026年1月] Alte Donau(アルテドナウ、ウィーン)の天然氷でアイススケート

I♡Vienna

Alte Donauは旧ドナウという意味で、ドナウ川がよく氾濫していたために蛇行した部分を切り離してウィーン近郊では直線で進むように治水工事をした名残の閉鎖湖(三日月湖)です。Alte Donauとして、ウィーンの人たちの水遊びの場として整備され夏はウィーン市が水質検査をしたり湖底の藻を刈ったりと整備をしてくれています。

KaiserwasserとAlte Donauが完全に凍ったのを確認した前日。やっぱり天然氷でスケートをしてみたくなって出かけた土曜日。6−7年前に、初めてRathausの前でスケートをして心が折れて以来、買ったもののそれ以来出番がなかったスケートシューズを取り出してお出かけしてみました。

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[2026年] KaiserwasserとAlte Donau(ウィーン)が凍りました

朝起きると雪でした。12月末から寒い日が続いており、街中の雪も乾燥したとても良い雪です。仕事中も窓の外を舞う雪に心奪われる一日でした。で、ふと、数日前から凍り始めていたKaiserwasserとAlte Donau(両方ともウィーンにある閉鎖湖)が本当に凍っているのかを確かめたくなり、暗くなる前に仕事を抜けてお散歩に出てみることにしました。

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ウィーン街中のペンギンが戻ってきた!

ウィーンの街中、Stadtparkにほど近く、ペンギンがいます。いや、正確には居たのですが、1年近く工事で居なくなっていたのが戻ってきました。

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ウィーンのクリスマスマーケット2025: Stephansplatz, Am Hof, Kalsplatz

2025年のウィーン、クリスマスマーケット巡り。今年はMaria-Theresien-Platzは工事中のためクリスマスマーケットを開催しないようです。それ以外は11月の初めの週末を皮切りに、全てのクリスマスマーケットがオープン済みとなりました。金曜日の仕事帰り、とりあえず以下の4箇所を巡ってきました。

Stephansplatz:観光客向けの商品が多め。
Am Hof:金曜は人混みMAX、クラフト系が充実。
Freyung:毎年安定の“古き良きウィーン”。
Karlsplatz:相変わらず閉まるのが早く、夜のはしごの際は最初に行くべき。

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水族館 Haus des Meeres: ナチスによって作られた高射砲塔 (Flaktürme) 跡

ウィーンには、第二次世界大戦期にナチスによって建設された計6棟の高射砲塔(Flaktürme)が、3か所に2棟ずつのセットとして現在も残っています。これらは「G塔(砲塔)」と「L塔(観測・レーダー塔)」の組で配置され、空襲からウィーン全体を防衛するための都市防空システムとして建設されました。市の象徴であるシュテファン大聖堂(Stephansdom)を中心に、都市全体を射程に収める広域防空網として設計されたもののようです。塔はめちゃくちゃ厚いコンクリートで作られていたため、戦時中には高射砲の発射拠点としてだけでなく、臨時病院、市民の避難シェルター、通信・指揮施設などとしても使用されました。そして、戦後、その頑丈さゆえに爆破破壊が困難で、今も解体されずに残っています。そのうちの一つ、有名な再利用ケースが海の家(Haus des Meeres)という水族館。

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オーストリア、ウィーンでサイクリングを楽しむために【準備編】

この記事では居住者向けのオーストリア内、ウィーン近郊などでのサイクリングを楽しむための基本的な情報や準備についてまとめてみました。気づいたことがあれば随時更新していきます。


基本情報

  • スポーツバイク(ロード・クロス・マウンテンバイク)の利用が多く、専門店での購入が一般的
  • いわゆる「ママチャリ」に相当する安価な実用車は少なく、シティバイクも比較的しっかりした仕様が主流。 (前述の通り、日本から持ち込んだママチャリは避けるのが無難。)
  • 自転車は日常の移動手段として定着しており、通勤・通学でもスポーツ系バイクが普通に使われる。
  • 駐輪は屋外の自転車置き場、アパート内の自転車置き場が多い。
  • 盗難対策(頑丈なロック)は必須。 高級自転車は室内に。
  • シェアサイクル(例:WienMobil Rad)も普及しており、短距離移動なら非所有者には便利。
  • 大人はヘルメットの着用有無は自由だが、80%くらいの人が着用しているイメージ。
  • 電動バイクをこちらで購入すると、日本に持ち帰る際にバッテリーが持ち出せないようなので購入前に要確認です。

交通ルールの基本

標識

  • 自転車専用レーンや進行方向、進入禁止などの標識を理解
    • → オーストリアの道路標識の一覧はWikipediaに。ライド前に確認のこと。
  • トレイル(山道)にも走って良い場所がたくさんあるが、自転車侵入禁止の看板に注意。

ハンドサイン

  • 曲がる・進路変更の際は、手信号(ハンドシグナル)で意思表示を行う
    • → 実際にやらなければ危ない(他人にあなたの意思は伝わらない)うえに重大事故に至る可能性がある。
https://saolar.comから拝借

右側通行

  • 自転車も車と同様に右側通行。
  • すれ違い時は右に避けるのが原則(日本と逆)。

自転車レーンの扱い

  • 自転車専用レーン(Radweg)には原則として歩行者は立ち入らない。
  • ウィーンでは自転車の走行速度が高く、接触事故のリスクあり。
  • 自転車優先レーンでは自転車の優先度が高い。

子どもと走る・子供を乗せる場合

  • 12歳未満はヘルメット着用が義務(保護者の責任)
  • 子どもを乗せる場合はEU安全規格(EN 14344)に適合したチャイルドシートが必要
    • → カーゴバイク(Lastenrad)を利用するのが一般的
    • → 日本のママチャリのチャイルドシートは、EUの安全基準に適合しない可能性があるため注意
  • 日本のママチャリは、安全基準・装備・構造がEU規格と異なるため注意が必要
    • → 違法とは限らないがライト(ダイナモ常時点灯など) ・反射材配置・ブレーキ性能などそのままでは基準を満たさない可能性あり)

車側の規制

以下の記事でも書きましたが、2022年の法改正により、以下のルールが追加されました。自転車側も知っておく事項として再掲示。

  • 自動車は自転車を追い抜く際、時速30Km以上で走行する場合、自転車と市街地で1.5m、市街地外で2mの距離をとらなければならない。
  • 大人と12歳未満の子供はトラムが走行する道路を除き、自転車で並走することが許される。

原文はこちらを翻訳して確認してください。


自転車をどこで買う?

よく聞かれるのでこれもまとめてみました。スポーツバイク(ロード、クロス、MTB)を買いたいのか、シティバイクを買いたいのかにより選択が異なりますが、スポーツバイク系については以下のようなおすすめをしています。

なんでも良いなら大型スポーツ用品店(Intersport, Hervis, Decathlonなどどこでも)

Intersportや Hervisの大型店舗ならどこでも自転車の扱いがあると思います。電動バイクはバッテリーが航空便・船便とも運搬できないようで日本に持ち帰れないようなので購入前に要確認です。

比較的自転車が多い街中の店舗

Decatholon

その他には、日本人にはあまり知られていないDecatholon(フランスのMontBell的なアウトドア総合メーカー)も良い選択肢かと思います。自社ブランドのいろんなタイプの自転車があり、ネットでも注文可能です。特に郊外店舗には自転車がかなり豊富です。

郊外の大型専門店など

ロードバイク専門店

その他、多数の小規模専門店あり。


ウィーン近郊のサイクリングルート

別記事にしたので、以下の記事をご覧ください。


自転車を車や電車に積んで旅する楽しさ

日本でもやっていたことではありますが、車に自転車を積んで遠くまで行ってからその地域で自転車に乗るという遊びをずっと続けています。また、友人らは長距離列車に自転車を積み込み、遊びに出掛けて、現地で合流して一緒に自転車に乗ったりしています。実に楽しい。もしもそんなことをしたいなーと思っているなら以下も読んでください。

公共交通機関への自転車の持ち込み

  • 地下鉄(U-Bahn)は平日9:00〜15:00、18:30以降、土日祝は終日自転車持ち込み可(トラム・バスは不可)。
  • S-BahnやRegionalbahnでも自転車の持ち込みは可能だが、無料ではなく自転車用チケット(Fahrradkarte)が必要。通常、場所の予約は不要。
  • 長距離列車では自転車用チケットおよび自転車スペースの予約が必要

車を買う前にトラクターズヒッチをつける検討を

車ヒッチ(ヒッチメンバー)は、キャンピングトレーラーや、荷物を運ぶヒッチキャリアを車で牽引するための骨格固定式金具で、自転車を乗せるキャリアの多くもこれを利用します。車ヒッチは、車製造時に車本体に取り付けるものであり、後付けするのはとても高くつきます。(私のSUVの場合、部品と工賃で6000ユーロ)

ヒッチがついていない車体には、別の形の自転車キャリアを取り付けねばならず、その際には、ナンバープレートやブレーキランプが自転車やキャリアで覆い被さってはならない規則があります。後から取りつけると高くつきますので、家族や友人と自転車を載せて車で旅することを考えているなら購入時にヒッチを取り付けておきましょう。後悔するで!!!


以上、オーストリア、ウィーンでサイクリングを楽しむ際の事前準備についてまとめてみました。

ウィーン近郊のサイクリングルートについては以下にまとめました。

オーストリアのインターネットを席巻する北からのお客さま:ヘラジカ🫎Emil

ここ1週間ほど、本来はエストニアやラトビアなの北の方にしか居ないはずの野生のヘラジカが一頭、オーストリアにやってきて大騒ぎになっています。

わかっている範囲では、ポーランドから200km歩いてきたようで、2週間ほど前にはチェコ南部でも目撃情報がありました。そしてオーストリア国境に至ってさらに南下

https://www.heute.at/i/emils-irrweg-elch-legte-schon-mehr-als-200-km-zurueck-120126807/doc-1j3ifn6do4
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白鳥殺鳥未遂事件

イギリスの白鳥、特にテムズ川に生息している白鳥はみな王室(この記事の時代はエリザベス女王)に所属しているほど、白鳥といえば優雅な鳥の象徴のようにみられがちです。

しかしその実、結構攻撃的で有名でもあります。

そんな白鳥の衝撃の瞬間をつい先日、ウィーンのアルテドナウという閉鎖湖でSUP(Stand up Paddle)を楽しんでいる最中に目撃しました。

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行者ニンニク(Bärlauch)ペーストを作ってみた。

一般的なバジルペーストのレシピを見ながら、行者ニンニクペーストを作ってみました!

野生の(山で採ってきた)行者ニンニクは、エキノコックスをはじめとして何が付いているかわからないので、念の為熱湯にさらしてから水分を取ってからミキサーで粉砕。

ナッツ類がなかったので、日本製の柿の種のピーナッツだけを取り出してナッツ成分として使いました。

それらを再びミキサーで混ぜて、オリーブオイルを混ぜて完成です。

ウィーンで蕎麦打ち😃

普通のスーパーで売っているのかどうか、ちょこちょこ探してみるものの見つからなかった蕎麦粉。

もしかすると、Bio系のスーパーとか、フレンチ系(ガレット食うし)とか、スロベニア系(蕎麦の消費量が多いらしい)とかのお店に行くと売っているのかもしれませんが、大型の業務用スーパーであるMETROでついに見つけた!!

というわけで、買ってきた蕎麦粉で、冗談半分で蕎麦を打ってみたら普通に美味しかった件。

Buchweizenmehlというのが蕎麦粉のドイツ語。購入したのはこちらの蕎麦粉です。

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[2025年1月] AlteDonauが凍りました

しばらく低温が続いていたウィーン。久しぶりにAlte Donauを覗き込んでみると、Alte Donauが真っ白になっていて凍ってそうだったので、日暮前に見に行ってみました。

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トリッパ(Kutteln、Tripe、トライプ)がウィーンのスーパーで売られていたので。

モツ鍋が食べたくてモツ鍋用のモツを探し求めて三千里。食材店で聞いてもあのプリプリの油の乗ったモツは手に入りそうにありません。

たべたいよう

今年のある日、大きめのウィーンのスーパー(Billa Plus)の生肉コーナーを眺めていると気になるものがありました。

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クリスマスマーケット2024!

年々、クリスマスマーケットのオープン日が前倒しになっている気がするのは私だけではないようです。例年11月15日ごろだったのが、今年は早いところが11月7ー8日から。良い観光資源になっているのでしょうか。

ふと、興味がありそうな人たちにおすすめしたら、結局、オープン当日からの1週間のあいだに3回も行くことになりました。寒いけれども、大勢で行くととても楽しい!

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2024年6月:ドナウ川とその周囲の水位上昇や雹による航空機破損など

6月のはじめ、ドイツの南部で大雨がありました。遠く離れたウィーンでもこの影響が2週間ほど続いていました。

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Pride Week in Vienna(ウィーンのプライドパレード2024)

Diversityを体現したようなありとあらゆる格好をした若い人たち。それに混じる私と同年代くらいの人たち。日本だったら変な目で見られるだろうな。女性がこんな露出度の高い格好で歩いていたらきっと盗撮・痴漢・レイプ、酷い目に遭うだろうな。こんな格好をした男性が歩いていたらきっと嫌な言葉をかけられるだろうな。でも、このパレードではこの人たちの自由です。男女も問わず何歳でもどんな格好をしようが、その人の自由。そして沿道にはその自由をサポートして応援する人たち。

こんな自由がずっと続くといいなと思います。

毎年、Pride Paradeのこの時期に。

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Neue DonauでSUPリベンジ15km(北上ルート)

出張前だし体調も万全でもなかったので遠出はしないことに決めた週末。日曜日の気温は23度と高めで、風の予報もおさまりました。そこで思い出したのが2年前の夏にやりそびれた、というか、断念した企画。

ウィーン近郊で長距離SUPしたいと企画して荒天の日に決行して2キロで脱落したリベンジを、まだSUPには早いこの週末に貫徹してきました!結果、なかなか良い運動になってとても楽しかった!

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4日で自転車137 km

いつの間にか緑が濃くなったウィーン@2024/4/27

土曜日。先週までは毎週のようにスキー場に通勤(?)していたのに、シーズンアウトしてしまったので何もやることがない4月最後の週。やることがないわけはないんだけど、なんか今シーズンはスキー・スノーボードにかなりの情熱を注いで、若干燃え尽きた感がある。

いつの間にか週末になっていた。何をするかも考えていなかった週末。お天気が良いのにどこにも行かないわけにはいかない。そんなわけはないんだけど、何かやらなければならない気になる。だがSUPにはまだ寒い。登山するにはまだ残雪期で低山限定。結果、引っ張り出したのは自転車。

結果、4日間で合計137km自転車で走ってきてしまった。

既に田舎道を走ったり湖を一周したりしているけど、これにて自転車シーズン本格スタートな感じ。

  1. Day 1 ドナウ川定期 52km
  2. Day 2 山沿いぐるっと41km
  3. Day 3 休足日
  4. Day 4 空港まで44km行ってみた
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ウィーン近郊の春2024:行者ニンニク狩りと自転車初め。

スキーに行かない週末。ウィーン近郊でハイキングをしてすっかりシーズンになった行者ニンニク狩りと今年初めの自転車ツアーに行ってきました。

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