Silvesterの花火は正義か

日本ではお盆のものというイメージの強い花火ですが、ヨーロッパなどの国々では年越しの風物詩です。地元民から「今は警察が取り締まってだいぶ良くなったけど、人をめがけて花火発射する輩とかもいるのでメガネを着用して、良い服を着て出ちゃダメ!!!」との注意を受けていました。それでも、私がウィーンに来た2018年の暮れ、2019年の年明けには街中に出てみると、あちこちで上がる花火、真横からも真後ろからも花火があがり、街中はほとんど銃撃戦のようで、火薬の匂いと煙が充満していました。

2023/1/1 0:03

ドイツやオーストリアでは、新型コロナ禍と環境汚染への懸念から花火販売を自粛していました。また、集まりが発生しないようにと恒例の市の花火はキャンセルされていました。しかし、どこから花火を調達してくるのか、個人で花火を上げる人がいることは変わりませんでした。随分と数は減っているように思いますが、それでも夜遅く1時2時まで単発で上がる花火が鳴り止みません。そんなわけで、今年は年越しまで山奥に引きこもることにしました。

しかし、山奥のスキー場の村でも同じでした。笑 

両側を山に挟まれた山間の村なので、山に花火の音が響きます。村のホームページには、動物や子供のことを考えて個人での花火は止めようねと書かれているものの、警察が取り締まるわけでもなく、このような騒ぎです。裸で走り回る男たちも現れます。(とても暖かい年末年始でしたので気温はプラス)

そんな年越しの花火、ドイツは今年、花火販売自粛の規制を撤廃しました。そして、今年のベルリンでは大きなトラブルに発生しました

大晦日のベルリンでは、バスに花火を向けてバスが炎上、そこにかけつけた救急・消防・警察に向けて花火を発射して妨害するなど一部暴動状態になり100人以上が逮捕されたようです。逮捕者の多くは移民背景があったという報道もありました。

ドイツでは他にも、インターネットで買った花火で42歳男性が両手切断、違法爆竹に火をつけた途端爆発して手を失った21歳、金属箱に爆竹を入れて火をつけたところ爆発の勢いで金属部品が吹き飛んで男性46歳が重症、8歳の少女が怪我で救急へ、たくさんの車がダメージを受け、火事も発生、花火ゴミは置き去り・・・・etc うんざりしますよね。ここまで暴動のようになったのは今年が初めてだったようですが、怪我などは例年のことです。しかもこの年末年始の一晩に年越しの晩に鳴らす爆竹の煙だけでドイツ国内の車の排ガス2ヶ月分の大気汚染源になるそうです。

こうまでして、花火、したいですかね?

環境に悪いという意味では、日本で夏に大量にあがる花火も同じです。ただ、少なくとも一般市民で銃撃戦のようになることはないので、他国のように街が上げる花火だけを皆で見てればいいと思うんですけど。

2022-2023年の年越しのウィーンは、1時ごろには花火は鳴り止んだそうです。丘の上から見ていた人たちは、平和に街中で上がる花火を楽しんだそうです。街の中もカオス感は少なかったとのこと。オーストリアは少なくとも、少しマシになっている気がします。

“Silvesterの花火は正義か” への2件の返信

  1. 聞いてみなきゃ分からんもんですね,こんなことが起きてるなんて。クーデータは起きかかるし,ドイツ,暴力化傾向にある。

    1. Gonneko先生、スウェーデンもドイツも、ヨーロッパ全体でも長い間移民寛容政策を取ってきました。私も職業移民ですが、とても恵まれた環境にあります。よい生活と使徒語を期待してやってきて、生活は一向に良くならない。また、コロナ期間中に特に困窮した層でもあるのだと思います。環境は、人を変えてしまうのだと思います。

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