この春、特に山に行ったときに車が一瞬でうっすらと黄色い粉に覆われる現象起こっていて、黄砂(サハラの)なのかと思っていたらあまりにも長く続くしちょっと様子が異なります。
と、思っていたら4月末に訪れた湖では同じ黄色い粉と思われるものが風に流され岸に集まっていました。砂なら沈むはずなのでこれを見て花粉と確信。



と思ったらちょうど報道がありました。
オーストリアでは今年、松などの針葉樹の花粉飛散が特に多いのだそうです。夏の間の乾燥した気候の影響で、樹木の開花量が増加。その結果、大量に空中に放出されたの花粉が黄色い雲のように見えて、これが森林火災の煙と間違われれて通報が複数寄せられれているという話。
夏の気温上昇による乾燥は植物にとってストレスとなる。その結果、「ストレス開花(Stressblüten)」と呼ばれる現象が起き、通常より多くの花や花粉が生産される。一方で研究者たちは、この現象には良い面もあって、春に大量の花粉が放出されるということは、それだけ多くの受粉が行われる可能性が高くなり、秋には森林でより多くの種子や若木が生まれることにつながる、とも書かれています。
とはいえ病的な多さだと思うんですが・・・。
チロルだけでなく、オーストリアのあちこちの湖の湖畔がこんな感じ。

山の上の標高の高いところでもこの状況。

私はこの花粉には反応しないようで助かっていますが、人によってはアレルギーも出ているのでは。
小雪に小雨が続き、花粉だけでなく、農業にも多大な影響が出ている模様です。
日本では「10年に一度」「100年に一度」という気象表現をかなり以前から耳にしてきたけど、オーストリア政府も「熱波、干ばつ、豪雨、洪水、地すべりは周辺的な現象から恒常的な脅威になった」と言っているらしいのですが、こういうニュースをやけに見るようになったのはここ数年な気がします。気がするだけだけど。


