ほとんど毎年のように登っているHohe Veitsch(ホーエ・ファイチュとかホーホ・ヴァイッチとか発音がよくわからん山)。勝手にオーストリアの木曽駒と呼んでいます。この大好きなHohe Veitschの魅力は山頂周辺に広がるカルスト地形というかなだらかな高原風景と高山植物。6月ー7月の満開の時期には黄色や白のお花畑が広がる光景がまさに楽園。初めて見た時は感動して死んで成仏したのかと思いました。
今回のHohe Veitsch登山記録(2026年)
登り始めはお天気ですが、午後からは曇り、夕方には雨になる見込みのなか登り始めます。今回も南からのアプローチ。しばらくはこの風景の中をスキー場を登っていきます。途中からは結構急登です。

この風景が見えてくると1/3くらいは登ってきた感じです。ここからの急登ルートは結構な斜度できついです。

すでに標高の低い場所の高山植物は満開の様相です。綺麗です。

小さなお花たち。






山頂手前の葛折り区間にくるとむしろ斜度はゆるやかになり登りやすくなります。高度感が苦手な人はちょっと嫌かも&お子さんはまだ危ないかもですが、子連れで登っている人ももちろんいます。


台地に乗った山小屋あたりからの風景。この風景を延々歩こうと思えば歩き続けられるのが、このHohe Veitschの魅力です。(6月末以降は牛注意)


山頂に到着すると、十字架の向こう側は数百メートルの落差のある断崖絶壁。ですが柵などありません。その絶壁に座って休憩する人や、絶壁の際に平気で立つ人もいる賑やかな(?)山頂でした。
この日、ウィーンは25度くらいはあったと思いますが、予報では山頂の最低気温は8度。まさかね?と思っていたけど、雲が増えるとともに冷たい風が吹き抜けます。おにぎりを食べて休憩していると徐々に手がかじかんでくるレベルでした。天気予報を信じて寒さ対策をしてきてよかった。去年歩いたHochschwabも、Rax、Schneealpe、Schneebergも全部よく見えました。





お花畑の中を下山します。



徐々に雲が広がり、雨を降らせそうな雲も広がってきました。

いつもの貯水池に立ち寄ってみるとカエルが干からびて死んでいました。

下山すると、ベースのレストランのテラス席を陣取り、冷たいドリンクとフライドポテトを頼んで休憩。雲の広がった山を眺めながらダラダラと過ごす時間は最高です。この眺め。

何度行っても良い山です。
今回ののんびり登山の記録は以下の通りです。

Hohe Veitschの場所と行き方
Hohe Veitsch(1,981m) は、オーストリア・シュタイアーマルク州の Mürzsteger Alpen(ミュルツシュテーク・アルプス) の最高峰です。石灰岩の巨大な山塊で、山頂周辺には広大な高原状の草地が広がり、天気が良い日には、北西にHochschwab、東にはSchneealpe、Heukuppe(Rax)、さらに奥にはSchneebergも見えていると思います。多分。

Niederalplの駐車場から出発する北ルートと、私がほぼ毎回使っているMitterdorf im Mürztalという街の先にあるBrunnalm(ブルンナルム)というスキー場の駐車場から出発する南ルートがあります(後述)。おすすめは南ルート。
Hohe Veitschのルート

北からアプローチのルート
特徴
- 歩く距離は長めだが楽ではある
- 南側より人が少ない
- 傾斜が比較的穏やかで危険箇所なし
- 南側より風景はちょっとつまんないかも
南からのアプローチルート
特徴
- 登山に慣れてない人にとっては急斜面が続く
- 展望が素晴らしい
- 北ルートより山岳的
- 周回コースにすると一部テクニカルなところあり注意
南側から見える巨大な石灰岩壁の東側を巻きながら登ります。現地では「Goaß-Steign(ヤギ道)」と呼ばれる歴史ある登山道です。

