Salzkammergut 4 Seen Radtour: Salzkammergut 4つの湖をつなぐ120 kmライド

久しぶりに長距離走りたいなぁ。ウィーンに来てからの最長ライドは85kmくらいで、こちらでは100km超えのライドはまだしたことがないままです。

この夏ならできそう。このロードバイク仲間たちとならできそう。

そう思ったが100年目。

ある日、みんなが行きたい場所を考えながらルート設計をしていたら出来上がった120kmコース。無性に挑戦したくなってしまいました。

Salzkammergut周回 120kmサイクリングルート

Traunsee北の街Gmundenを出発して、Bad Ischlに抜け、Wolfgangseeの南を通ってSt. GilgenからMondseeに降りてMondseeをかすめてAttersee西側を通って、Gmundenに戻る120 km周回コースを設定してみました。数週間前にWolfgangsee-Mondseeを周回したばかりですが。

今回のサイクリング概要

走行距離:120 km
かかった時間:6.5時間弱(ランチ、休憩、遊泳含めると9時間半)
天候:晴れ、気温28-30度
レベル:獲得標高1000m超え、車道走行あり
注意:湖畔の一部じゃり道あり

実際に120km走ってみた記録

Traunsee湖岸→Bad Ischl

予定よりもちょっと遅れてTraunsee北側の街、Gmundenに車を停めて走り出しました。土曜日はいつもGmundenの湖畔にはマーケットが出ています。地元のGmundner Keramik(グムンドナー・ケラミック)という、地元の老舗食器ブランドがあり、500年以上の陶器づくりの伝統で今もGmundenで手作り・手描きされているんだそうな。新品か中古かわからないけれど、その有名なの白地に緑の渦巻き模様を描いた 「Grüngeflammt(グリューンゲフラムト)」がよく売られています。

TraunsteinというTraunseeの東側にそびえる頂を眺めながら綺麗な湖畔を走り抜けます。

途中、自転車道から車道に合流する場所で、車道を横切るニワトリを発見しました。あら、かわいい、どこの農家から逃げ出してきだんだろう?と思った瞬間、車に轢かれてしまいました。何もできなかった。助けてあげられなかった。苦しそうに声をあげて亡くなっていく一部始終をみてしまった。

号泣。

いろいろ事件がありながらも、とにかく進んでいかないと明るいうちに120km走り切ることができません。気を取り直して走り続けます。

途中にはいつものTraunkirchenとEbenseeの間にある大きな石造りのライオン像。皇帝 フランツ・ヨーゼフ1世の命によって、切り立った湖岸に道路が造られたことを記念に建てられたものだそうで、道路建設と交通の発展を称えているんだって。

そしてEbenseeを抜けて次はBad Ischl方面へ道を逸れていきます。

Bad Ischl→Wolfgangsee

EbenseeからBad Ischlに向かう道は、見た目にはわかりにくいけどゆっくりとしかし確実に上り坂です。いつもの川沿い。いつもの道ですが、これから120km走るとなると体力を温存するためにゆっくり目に走行します。

ゆっくりとBad Ischl観光をする時間はありませんが、ちょうちんのぶら下がったかわいい小道を発見しました。今度ゆっくり見にきてみようと心にメモ。

こちらも川の水位はかなり低いようです。

車道に出たりアップダウンを繰り返してWolfgangseeに至ります。

Wolfgangsee→Mondsee

Wolfgangseeの湖畔南側のじゃり道を避けるために、St. Wolfgangの街に入り、渡し船で湖を横断することに。何度来ても本当に可愛らしい街です。

いつも立ち寄るアイスクリーム屋さんでアイスを買い食いし、スーパーで飲み物を調達し、船着場にいきます。

今まで大型船にしか乗ったことがなかったのですが、St. Wolfgangから対岸にだけ横断するフェリーに乗りました。なんと運行時間中(17時まで)は、ボタンを押すと来てくれるというオンデマンド式。自転車も乗せられて1人12ユーロほどでした。

対岸に渡ると、Schafbergを奥に、美しいWolfgangseeを手前に眺めながら走ります。相変わらずこの風景が一番好きです。この湖の青さ。何にも変え難い。未来永劫、この色であってほしい湖です。

St. GilgenからはMondseeに向かって下り坂です。前回のライドでは最高時速51キロでした。今回は慣れてきたのでもう少し挑戦してみようと下でもかなり漕ぎました。コントロールを失うことがないように細心の注意を払いながら。で、最高記録の最高時速58キロを記録。

Mondsee→Attersee

下り切るとすぐにMondseeです。今回は周回せずに南岸を掠めていくだけです。

トンネルを抜けると、車道から美しい湖畔に降りられる場所があり、自転車を置いて湖畔でさっと着替えて泳ぎます。暑い日でしたが、湖のひんやりとした水で身体を冷やして、気分が復活します。

いつものMondsee脇のレストランでランチを食べて、最後のAttersee湖畔のアップダウンに挑みます。

Attersee→Traunsee

Atterseeの湖畔は南から北にかけて、東西どちらの湖畔を走っても上り優勢になります。しんどいけれどこの景色がたまりません。

Attersee am Atterseeの町を超えたらもうすぐにAtterseeエリアは終了です。120kmのルートの90km近辺でやってくる登りが本当にしんどかったですが、いつものSchörfling am Atterseeに辿り着き、再びのアイスクリーム。

今年はオーストリアだけじゃなくアルプス中の多くの河川や湖の水位が下がっているのですが、Atterseeも驚くほどの水位の低さです。いつもの年なら、この場所は腰のあたりまで水があります。こんなに低いのは、通い始めて5年以上、初めてのことです。

ここから最後の20kmは走ったことのない未知の道。農道を、農家の隙間を、農地を突っ切っていくアップダウンは本当に辛かったです。

が、なんとか車を停めたGmundenの駐車場に到着することができました。あとちょっとで120kmだったんだけど、実際の走行距離としては117.5kmとなりました。

いやー、じつによく走った!

久しぶりの100km超えにちょっと感動すらしてしまいました。

でもまだまだ続く充実の週末。このあとは満点の星空を見上げることになります。

実際の走行ログ

Gmundenを出発して時計回りに回りました。

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