Kaprun Hochgebirgsstauseen(カプルーン高地貯水池)観光

オーストリアのザルツブルク州にあるKaprun Hochgebirgsstauseen(カプルーンダム、The Kaprun High Mountain Reservoirs) は、氷河に近いMooserboden(モーザーボーデン)とWasserfallboden(ヴァッサーファルボーデン)という2つのダム湖(Stausee)からなる観光地です。まぁ、黒部ダムみたいなもんです。

場所はスキー場として有名なKaprunの奥にある氷河のスキー場であるKitzsteinhornのさらに奥にあります。Kitzsteinhornに来るたびに気になっていた場所ですが、夏しかオープンしていないので長年訪問しそびれていた場所です。

このKaprun Hochgebirgsstauseenの魅力は、

「人間を乗せた籠がケーブルカーになっている乗り物」

です。なんじゃそりゃ?って感じですが、見れば一目瞭然。そのケーブルカーに乗るのが楽しみでやってきました。


The Kaprun High Mountain Reservoirs基本情報

Kaprun Hochgebirgsstauseen(カプルーンダム、The Kaprun High Mountain Reservoirs)は、オーストリアのKaprun、Kitzsteinhornのスキー場のさらに奥(南)にあるダム。車は麓にある大きな11階建ての立体駐車場に停める必要があります。そして、ダムまでの山岳道路は、自家用車は通行できず、バス→ケーブルカー→バスと乗り換えながらMooserbodenまで行く仕組み。

Mooserboden(モーザーボーデン)とWasserfallboden(ヴァッサーファルボーデン)の2つの大規模な貯水池は、オーストリアでも大きな水源かつ水力発電所です。山岳風景に囲まれた貯水池とアルプスの風景。発電所やダムのガイドツアーもあって、ハイキングも含めて家族でも1日楽しめる場所です。ちなみにダムの壁をクライミングできるようにもなっています。

Kaprun high mountain reservoirs公式HP:https://visit.verbund.com/en/kaprun
駐車場の位置:https://maps.app.goo.gl/KGGDDGn5X88SpPHv9
営業時期の注意:5月末から10月初旬までの営業です。2026年は、from May 22nd until October 11th, 2026です。
値段:上りと下り: € 34.50、片道: € 22.

朝、Saalbachから久しぶりのZell am SeeーKaprunを通過して、Kitzsteinhorn方面に向かいます。目的のダムは、Kitzsteinhornのスキー場からさらに山奥に数キロ進んだところにあります。

Kaprun近郊からKitzsteinhornの氷河を臨む


高原バスに乗る

ダムにたどり着くには、自家用車は一旦、立体駐車場(11階建て)に駐車してバスとケーブルカーを乗り継いで行く必要があります。駐車場を出るとチケット売り場兼バスの停車場があります。かなり大人数が一気に移動できるように2−4台のバスが一気に運行します。途中のトンネルは一台しか通れないようになっているため、上りと下りが交互に運行しています。運行時間が限られているため、朝早めに行くのが良いです。


Inclined Liftに乗ってみた

一区画目のバスを降りると、早速、この旅の一番のお楽しみである、「人間を乗せた籠がケーブルカーになった乗り物」が現れます。良い位置をゲットするために早速乗り込みました。

Inclined Lift:https://visit.verbund.com/en/kaprun/laerchwand-inclined-lift

これはヨーロッパ最大のオープン型斜行リフトであり、軌道幅8.2メートルで高低差431メートルを185人定員で上り下りしています。ホームページの情報によると、ダム建設のために1941年に設置されましたが、当初の積載能力9トンでは不足したため、1952年に軌道を拡張し、60トンまで増強されました。発電所建設では、人員や資材を運ぶ重要な輸送手段として使われたそうです。2012〜2014年に全面改修が行われ、現在は主に観光客をダムへ運んでいます。走行速度は毎秒3.6メートル、所要時間は約5分。

動き始めて下を見るとかなりの高度感。

このケーブルカーを降りると、さらにもう一本バスに乗り継ぎダムに向かいます。


Kaprun high mountain reservoirs(カプルーン高地貯水池)散策

終着点の山小屋に到着するとそこはMooserbodenのほとりです。ここからハイキングするもよし、登山に向かうもよし、ダム見学ツアーに参加するもよし、1日遊んでいられます。

Mooserbodenの奥にはすぐそこに氷河がどーーん。

ダムの上を反対岸まで歩くことができるようになっています。

展望台に登れば上下のダムを眺めることができて最高です。


遠くにマーモットを見つけたりしながらアルプスの展望を楽しみながらハイキング。マーモットのホッカにもキツネなども生息しているようです。

最高の景色を眺めながら途中のバス停留所まで下山しました。

マーモットの声はあちこちから聞こえるのだけど、広い山の中、居場所を見つけるのも難しいです。

遠目にマーモットを見つけたので近づいてみたのですが、一斉に巣穴に逃げてしまいました。野生のマーモットは観光地のマーモットと違って決して触ることはできません。驚かしてしまったようでちょっと申し訳ない気持ちに。


ダムの壁Klettersteig

ふとダムの下を見下ろすと、なんとダムの壁を登っている人がいました。ダムの壁にKlettersteig(クレッターシュタイク)を発見💡。

Klettersteigとは、岩壁に固定されたワイヤーロープや鉄の足場、はしごなどを使って登る、登山とロッククライミングの中間のようなアクティビティです。イタリア語では「Via Ferrata(ヴィア・フェラータ)」とも呼ばれるもの。一般的には、専用のハーネスとカラビナをワイヤーに接続しながら進むため、本格的なロープを使ったロッククライミングほど専門的な技術を必要とせず、険しい岩場や断崖を比較的安全に楽しめるのが特徴です。

Klettersteigの場所:https://maps.app.goo.gl/69iAUCqvwrL958g7A

それにしてもこの人工物にもKlettersteigを作ってしまうとはさすがオーストリア。私は高所恐怖症なので無理ですが、興味のある人にはぜひ試してほしい場所でした。

というわけで、ずっと行きたかったKaprun Hochgebirgsstauseen(カプルーン高地貯水池)を楽しんでくることができました。

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