アルプス一万尺+

 

楽しい週が過ぎ去ってしまい、一斉にみなさんがウィーンを去ってしまい、すっかり寂しい週末となりました。寂しいので、先週末のスイストリップを振り返ろうと思います。スイストリップ、区切るところを間違えないでくださいね。

Zurichから一気にMt.Eigerの麓の町へ参りました。生のEiger North Faceです。「北壁の死闘」の舞台です。どうやら日本人観光客が大変多いようで、日本語の観光案内所、日本語のパンフレット、そしてなんとmontbellまでありました。しかもmontbellには日本人の店員さんがいらっしゃって、その上、日本のmontbellのポイントカードがそのまま使えるのだそうです。しかし、スイスが本家のMammutよりも大きな店舗を構えてるのですから、日本企業も頑張っているんだー。ダサいけど。ダサいけど。ダサいけど。大事なことなので3回言いました。

電車で登って行ったのは、JungfraujochというMt. Jungfrauの鞍部のような位置にある観光拠点です。立派な建物や氷河の中を削ったトンネルを歩けたりと超観光地です。もちろん、外に出ることもでき、雪の上を歩くことも可能です。夏はトレッキング拠点となるようです。

IMG_9440

しかしなんでこんなところに2台もピステン(圧雪者)が置いてあるのかと思ったら、どうやらこの高地でスポーツやライブイベントをすることがあるようです。こんなところでバレーボルやサッカー、バスケ・・・死ぬでしょうよ!!!外国人の考えることはさっぱり理解できません。だって、ここの標高は3,571m。アルプス一万尺の槍ヶ岳の隣の小槍は3,030mですので、ここはアルプス本家で一万尺強。ヨーロッパで一番高い場所です。

電車で登ってきましたが、実はすでに富士山山頂程度の標高です。おかげでそこら中に高山病や高所と思わずテクテク歩いてぐったりしている人がいます。高山に弱い私も、ゆっくりしか歩けませんでした。いずれにしても、こんな標高まで幼い子を連れてくる神経がわからない・・・(子供は一般に高山病を訴えられないので重篤化する可能性もあって危険という認識)

そもそもこんな高地まで電車を走らせ巨大観光拠点を山に掘ってしまうのは環境破壊なのか、それとも富士山のように大行列で登山道を踏みならされゴミをポイ捨てされ足で登るために滞在時間が長くなり大容量の山小屋が必要になる方が環境破壊なのか、どっちがいいんだろうなぁと思いました。日本ですと、富士山に電車走らせるってなったら蜂の巣をつついたような大騒ぎになりそうですよね。単独峰でありアクセスがそんなに悪くないということもありますが・・・。もちろん火山であるというのも重要なポイントですが、結局、電車なりロープウェイなりを通した方が環境には優しいのかもしれません。

そんなことを考えながら、街に降り、山を見ながらの一杯。うーん。お酒を飲むと、難しいことはどうでもよくなります。良い天気。それだけで満足です。

IMG_9583

そして少し街をお散歩して、1日目のアルプス散策は終了となりました。

IMG_9546

 

 

 

アルプスでも見とけ!

やっと飛んだ飛行機は、今度は着陸許可が降りずにZürich 上空を何度も旋回します。機内アナウンスは、着陸許可が降りるまでアルプスの眺めでも楽しんでて!とのこと。

Wienから西に飛んでいくとずっとチロルアルプスの横を飛んでいきます。奥には白白した山々が見えているのですが進んでも進んでもその山に来ないなぁと思っていて途中で気づきました。 “アルプスでも見とけ!” の続きを読む

鉄筋の屋根

先週、4日間連続で飲んで最後の5日目にギブアップしましたが、土曜日の朝起きたら完全に風邪をひいていました・・・。グロッキーな週です・・・。

Spargelはすくすく太くなり、こんな状態になっています。

IMG_9144.jpg

マーケットでは、もはや売っている単位がkgとなっております。

IMG_9131.JPG

さて、世界中を駆け巡ったノートルダム寺院の火災ですが、今朝のセクションのカフェタイムでもその話で持ちきりでした。パリのノートルダムと同じようにウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂。シュテファン大聖堂は、戦時中に一度火災により破損しています。終戦直前のある日、爆撃ではなく、ソ連兵の進行の時に何者かが近隣に放った火が強い風に乗って飛んできての火災だったそうで、今回のノートルダムと同様に木製の屋根の部分が焼け落ち、それだけでなく内部も相当の被害を受けてパイプオルガンもダメになったのだそうで、現在のパイプオルガンは電子的に制御のもので1960年に寄付により再建されたものだそうです。それからその時の火災にて、南側の塔の鐘も落下して壊れたのだそうです。

“鉄筋の屋根” の続きを読む

果物コーナー

 

ウィーンにも、みかん、あります。

これが実に実にありがたかったです。12月にスーパーで見つけた時は涙を流して喜びました。これでコタツみかんができる!!!

IMG_6199.JPG

そのほかにも、マーケットに行けばライチやら謎の南国系果物、それから柿もありました。その名も「Kaki」。どうして「Persiommon」じゃないの?!だったらどうして都立大にある柿の木坂にちなんだホールはパーシモンホールなんですか!!英語でも柿なんだったら「柿会館」でいいじゃない!

話を戻しますと、ほかに売っているものは、やはりベリー系が多いくてそれらが安いのが、ヨーロッパらしいなぁと思っています。中には面白いものがあって、ベリーの横にあったので買ってみました。実はこれ、昨年9月に来た時から食べていて、ブログネタにとっておこうと思いながら優先順位が下がって下がってやっと順番が回って来たネタであります。 “果物コーナー” の続きを読む

Overbooking

ブログが更新されない理由として考えられるのは、

  • 元気がない
  • 何かに忙しい
  • 飲んでる

です。今週は既に3日連続で飲んでます。

今週、ウィーンでは大きな国際学会が開かれています。Geoscienceに関わる全ての分野を含む国際会議で、毎年ウィーンで開かれるのが恒例だそうです。この会議には、地震雷火事親父ならぬ、地震雷噴火地殻変動気候変動水文、が含まれるそうで非常に大きな会議でめちゃくちゃパラレルセッションがあるそうです。 “Overbooking” の続きを読む

ウィーンの星

ウィーンの星といえば、これ。

IMG_7215

人混みの中、楽友協会の近く、地下道、あらゆるところに点在しています。溢れたジュースをかけられたり、ガムをくっつけられたり、有名人は大変です。超有名な人なのに寂しい地下道にあることもあって、場所、番号の法則・規則性もよくわかりません。 “ウィーンの星” の続きを読む

Erratum 雨どい

 

これでも科学者のはしくれです。気づいてしまった間違いは正さざるを得ません。

以前に、1区の中ではまず雨樋が見つからない、という表現をいたしましたが、この度、雨樋群生地を見つけてしまったのでここに訂正させていただきたいと思います。

まず一つは、ちょっと前に撮ってあった写真を見て気づいていた聖ペーター教会。先日、改めてぐるりと一周してみたところ、なぜか全体に雨樋まくりでした。この教会だけで、5、6本といわず10本くらいついてるかも。なんだこれ。

 

歩みを進めると、この聖ペーター教会の裏側(北側)にかなり古い街並みと石畳が残っているエリアがあるのですが、ここに雨樋が群生(地面から生えていますから)しているのを発見しました。 “Erratum 雨どい” の続きを読む

折込チラシ

 

日本にいると、週末の新聞に挟まっている大量の折込チラシに「資源の無駄〜」と思っていました。きっとヨーロッパの人は、そんな無駄なことしないよね〜・・・

 

ということはありませんでした。

 

毎週、週の中頃になるとポストに投函される大量のチラシ。スーパーの安売り情報や家具屋のセール情報です。

IMG_8881.JPG

だいたい水曜日あたりに入っています。毎週毎週、こんなにいらないから!! “折込チラシ” の続きを読む

文字化けボディコン

Superdry 極度乾燥(しなさい)」は、有名なイギリスのブランドですが、ロンドンで初めて見た時は、おののきました。今でもヨーロッパでは、着ている人をよく見かけますが、見るたびに微妙な気持ちになります。

ところで週末見つけたのは、こちら。

IMG_8975.JPG

えっとーー

無理やりテキストでバイナリファイル開いたみたい・・・

ただの文字化けやん・・・

レに濁点ってどうやって入力するのでしょうか? “文字化けボディコン” の続きを読む

あろぉ〜、春

 

ウィーンにも春がやってきました。

IMG_8888

IMG_8882

ウィーンには、19区という国分寺崖線周辺の世田谷的高級住宅街地区があります。実際、その区は東京都世田谷区と姉妹協定を持っており、なぜかウィーンにもSetagaya Parkがあります。しかし読み方はドイツ語読みで「ゼータガヤ パーク」。日本庭園があったりするお花見のメッカのようなのですが、残念ながら今年はいく時間がなさそうです。

春から夏への味覚、Spargel、さらにパワーアップしてきました。めっちゃ太いのをスーパーで発見しました。買ってあったものと比較するとこの太さの違い!しかも味もこちらの方が圧倒的に美味しかったです!ほんのり甘くてとろりと口の中で溶けるようです〜。らぶり〜。 “あろぉ〜、春” の続きを読む

お前の荷物 is だー!

 

英語がわからない上に、ドイツ語は全くわかりません。困るのが、携帯電話会社から来るSMSとか、契約書とか、何かの料金の請求とかです。

昨日、家に帰ると、部屋の扉の前に箱が置いてありました。(オートロックなのですが、どうにかして入って来るのが定番。)

IMG_8938.jpg

扉には紙が挟んでありました。

IMG_8939.jpg

赤字で書いてあるのは、英語で言えば Your parcel is there!(そこに荷物置いてあるよ〜)だと思われます。置いていくのが大前提のこんな紙、日本にはありませんよね。しかし私にとって全く馴染みのないドイツ語は、見た目には英語っぽいこともあって、頭の中で英語と思って読んでいくと途中でドイツ語だということに気づくということが起こり得ます。それから変換過程は、何故か英語を経ます。 “お前の荷物 is だー!” の続きを読む

塗り絵

 

IMG_2863

プラハで木材を使った細工のお店を見つけました。クリスマス時期にはマーケットで売っていそうなものも多いのですが、何となく素朴でウィーンにはなさそうなタイプのお土産です。とっても気に入って、2度も同じお店に行き、2度も買い物しました。

売ってるものの色付けが好みではなかったので、プレーンなものを買ってきて色を塗ることにしました。 “塗り絵” の続きを読む

修行を行う者の葉

 

とあるスーパーで、何だか心ときめくものが目に入りました。

この葉っぱ・・・

IMG_8865

もしや・・・?と思い、匂いを嗅いでみると、あの匂い。行者ニンニクっぽい!

早速買って帰りました。インターネット検索してみると、どうやらほぼ同種のものがヨーロッパでも採れるようです。日本では、春先の登山帰りによく地方のスーパーや道の駅で買っていました。 “修行を行う者の葉” の続きを読む

Unforgettably高級観覧車

 

第三の男という大して面白くない気がするのですが(おっと失礼)、大変有名な映画があります。戦後すぐの空爆を受けたウィーンの姿がそのまま映像に残っているという意味で貴重です。ウィーンに来てすぐ、場所を想像しながら映像だけを追い見ました。その中で、最後の方に第三の男との対面シーンで出てくるプラター公園の大観覧車

wikipediaによると戦火に焼かれて客車の数を半分にして痛んだ筺体への負担を軽減した状態で、1897年に建設された当時の形のまま今も存在しているのだそうです。まさか当時のままと思っていませんでしたので驚きです。変わったのは周りの風景の方だったんですね。

スクリーンショット 2019-03-23 18.43.44

スクリーンショット 2019-03-23 18.43.57

ところで、私の脳内では、「プラター」は「ひらパー」のCMの「ひーらぱー♪」で再生されています。

 

そんなプラターの観覧車ですが、中で食事ができると聞いたことがあって、以前から興味を持っていました。友人と一緒に観覧車で食事なんて面白いかも!と思って調べてみました。所詮、観覧車です。大した食事なんて出てこないだろうし、ちょっとくらい高くても、風景代だと思えば・・・ “Unforgettably高級観覧車” の続きを読む

ひどいくどいあまどい

 

まだまだプラハ自慢話をすると思うでしょう?いいえ。また雨どいの話をしてもいいですか?

ウィーンに来て真っ先に気になったのがこの記事で書いた雨どいのことです。ウィーンの建物には、雨どいがないのです。ない。本当にない。中心部であるリングの内側(ウィーン1区)ではまずもってなかなか見つからない。リングを出ても古い建物では決して見つからない。(新しい建物など、稀に出現はしますが、大多数についていないのです。)雨が降ると、「雨水の排水どうなってんの!!!」って、叫びたくなります。

IMG_1178.JPG
誰かウィーンで雨どい見つけて・・・

建物の上部(屋根の真下)に見えなくはないのですが、地上高まで降りてきている筒状のものがないのです。どうやって雨水は地上に至っているのか、私の中でウィーンの最大の謎です。気になって眠れないレベルです。

またどうでもいい事を言い始めたと思っているでしょう?聞こえてますよ。

実は、今回、プラハに行った目的の一つが、雨どいの確認だったんです。昨年末に、ブダペストは確認済みなのです。その結果をご報告したいと思います。

“ひどいくどいあまどい” の続きを読む

環境に優しいキャンドル

ウィーンから乗った電車が遅れまして、本来は間に合うはずだった聖ヴィート大聖堂のオープン時間には間に合いませんでした。しかもお城の領域に入るための手荷物検査が導入されていて、手荷物検査と金属探知機の通過に並ぶ必要がありました。これも重なって、大聖堂の前に立った時には、教会の冷たい鉄の扉は閉まっていました・・・。お城に向かうあの坂、駆け上がったんですよ。40超えたおっさんとおばさんが。

IMG_0085

翌日、気を取り直して、今度はオープン直後(日曜日は正午から)に合わせて行ってみると、お城エリアに入るための正面のセキュリティはこの行列です。でもレーンがたくさんあり通過には10分もかかりませんでした。でも観光シーズンには1時間も並ぶこともあるのだとか。

“環境に優しいキャンドル” の続きを読む

プラハにぎり

 

友人が日本から取ってくれたのは、プラハの結構良いホテルです。若い頃、ともに安月給で超絶残業環境で働いていた頃と比べると、二人とも大人になったよねぇ。

けれども、やっぱり安いものは大好きです。スーパーや薬局や化粧品店に出たり入ったり。おやつを買ったり缶チューハイ的なサイダーを買ったりしていました。ウィーンと同じスーパーのチェーン(SPARとBILLA)もありました。

そんなプラハの大きなショッピングモールに入っている、とある大きなスーパーマーケット。そんなにウィーンと売ってるものは変わらなさそうな見た目をしています。だが・・・ “プラハにぎり” の続きを読む

プラハの友人

 

日本からの友人と、ウィーンからちょっと足を伸ばしての旅をブダペスト(電車で2.5時間)かプラハ(電車で4時間)かを相談していました。私が別途、去年末にブダペストに行っているのもあって、今回はプラハとなりました。

そこで、大学院生時代に同じ研究所に居て、学位取得後にプラハ近郊の研究所に移ったルーマニア人の友人に連絡を取ってみました。前日までパリに出張してるけど、日曜日なら!!とのことで日曜日の午前中、ひたすらお喋りしながらプラハを案内してもらって歩いてきました。

“プラハの友人” の続きを読む