雪のウィーン

 

アパートを内見に行った際に、大家さんがある音楽家の奥様だった、というびっくりなことがあり、その音楽家の方の室内楽を聴きに行ってきました。

いつも、音が鳴り初める瞬間が大好きです。そして、奏者がいろんな表情をしながら人生をかけて練習してきた音がどんな風に鳴るのかをじっと観察するのが私の趣味です。音楽だけを聴いていているというよりも、筋肉の動き一つまで観察していたいのです。始めてブラームスさんにお会いしました。いつも、私の耳がお世話になっております。

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アパート探し、終結

アパート探し、本当に疲れました。良い!と思ったら5階までエレベータなしの螺旋階段、良さそう!と思ったらground floor、中は最高なのにスーパーに行く道にエロサービス店、ここに決めた!と思ったら大家さんがブラック企業(Depositを返さず過大請求するので有名な会社で裁判多数)、大家さんがUNの人ですごくいいけど超車通りの多い大通り沿い、場所も内装もいいけど北向きで暗くて寒くて死にそう、St. Stephanから徒歩1分で破産しそうで夜もタクシーの抜け道、最高に良いけどバスタブがなくて王様(上司)の家から3分・・・など。

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空港に暮らす牛と雀

 

色々なことに追われています。頑張ろうと思うと眠くなる体質です。

シャルルドゴール空港にて、ターミナル間を移動するバスの乗り場にピンクの牛がいました。

ウィーンのオペラの前には、同じテイストのウサギが居るのですが、ピンクの動物には何か特別な意味があるのでしょうか。

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ターミナル2Dでは、ウィーン行きの便を待っていると、スズメが飛んできました。閉鎖された空間であるはずですが、暮らしていくの十分なご飯も得られそうです。そして外界から隔離されていて、外敵もおらず比較的平和なのかもしれません。あるいは、どこかに出入りできる隙間があるのか、人間と同じ出入り口から出入りしているのか・・・。

ターミナル2Dをご利用の際は、天井を見上げてみてください。

 

ブダとペストのクリスマス

土曜日、Belgrade(ベオグラード, Beograd, Београд)行きの電車に乗って、ハンガリーの首都ブダペストに行きました。ウィーンから、電車で2.5時間、ちょっとした日帰り小旅行です。

はて、Belgrade、Beograd、ベオグラード…ってなんだったけ・・・遠い昔、子供の頃によく聞いた名前です。帰ってからWikipediaを見ると、そこは旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都でした。1990年代、小学生〜高校生だった頃にテレビで見た印象的な遠い国の出来事の一つが、ユーゴスラビアに関わる一連の紛争でした。現在のベオグラードは、セルビア共和国の首都です。Wikipediaに、ユーゴ紛争について非常に端的にまとめられていました。どのように変遷してきたかは、こちらの図が興味深いです。

1990年近くになると、ソ連国内においてはゴルバチョフ指導による民主化が進み、ルーマニアにおけるチャウシェスク処刑に代表される東欧民主化で東側世界に民主化が広がり共産主義が否定されると、ユーゴにおいても共産党による一党独裁を廃止して自由選挙を行うことを決定し、ユーゴを構成する各国ではチトー時代の体制からの脱却を開始する。また、各国ではスロボダン・ミロシェヴィッチ(セルビア)やフラニョ・トゥジマン(クロアチア)に代表されるような民族主義者が政権を握り始めていた。ユーゴの中心・セルビア共和国では大セルビア主義を掲げたスロボダン・ミロシェヴィッチが大統領となり、アルバニア系住民の多いコソボ社会主義自治州の併合を強行しようとすると、コソボは反発して1990年7月に独立を宣言し、これをきっかけにユーゴスラビア国内は内戦状態となった。

1991年6月に文化的・宗教的に西側に近いスロベニアが10日間の地上戦で独立を達成し(十日間戦争)、次いでマケドニア共和国が独立、ついで歴史を通じてセルビアと最も対立していたクロアチアが激しい戦争を経て独立した(クロアチア紛争)。ボスニア・ヘルツェゴビナ1992年に独立したが、国内のセルビア人がボスニアからの独立を目指して戦争を繰り返した(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争)。セルビア国内でもコソボ自治州が独立を目指したが、セルビアの軍事侵攻によって戦争となった(コソボ紛争)。その後、マケドニア国内に大量のコソボ地域のアルバニア系住民が難民として押し寄せてたことから、マケドニアにも飛び火した(マケドニア紛争)。

先週、東京に戻った帰りに羽田の書店でことりっぷ(オシャレ地球の歩き方とでも思ってください)を買ってきました。普段は、行き当たりばったりで何も調べずホテルすら直前まで取らずに旅に出てしまうのですが、時々、このような本も参考にします。今回、羽田で目についたので買ってきたのは、クロアチアでした。あの頃、憎しみあい、殺戮しあい、破壊しあった国々の一つが、今はもうことりっぷに取り上げられるほどの観光地になっているのだと思うと、ちょっと胸が熱くなりますが、Wikipediaのクロアチアのページにある「民族浄化の最も成功した例といえる。」の一言に、ぞっとしました。けれどもいつか、この本を片手に旅しなければと思います。

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2EのLでインベーダーと戦う

今回、UNLP(れせぱせ)を持っての初めての出張です。これだけで緊張します。でも、空港にたどり着いてからふと疑問に思います。ところで、これ、どうやって使うの?

そもそも今回の出張は特殊事情で、自分で航空機を予約していて、予約時に知らせてあるパスポート番号は日本旅券のものです。チェックインして荷物の札を印刷するには、日本旅券を読み込む必要があります。

じゃあ、出国審査の時に提示してみようかなと思って、悩んだ結果、CDGで2冊並べて置いてみると検査官は日本国旅券だけを手に取り、こちらに押印。日本国に帰国すると、日本人ですよね?顔認証の自動化ゲートに行ってください、と言われて、また日本国パスポートで入国。はて。どうやって使うべきだったの・・・。(今後は、航空券の予約の時点からUNLPを使うのだそうです。)

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東京のすごいところ

新宿新都心や青山、赤坂近辺の高層ビルで働いていた時代が十数年ございました。当時(?)は、LED電灯がまだ高くてクリスマスの飾りは白熱灯からLEDへの過渡期でした。

10数年前の私は、表参道のイルミネーションが消えた深夜に、トボトボとクリスマスセールのウィンドウを眺めながら歩き、歩き飽きるとタクシーに乗ります。夜中2時3時まで働いて、タクシーで帰宅して、また朝9時前には出勤するというブラックな生活。そのうち、身体がタクシーでの帰宅しか受け付けなくなり、23時ごろに仕事が終わっても終電が過ぎるのをわざわざ待つ始末。

そんなブラック企業も、今や某テレビ局に働き方改革で取り上げられたり新制度導入で業界を賑わせたりするホワイト企業に変貌を遂げたようです。当時の私は、深夜残業(22:00-7:00だったかな)だけで100時間をゆうに超えた月もありました。体や精神を壊さなかった自分がすごいと思っていました。毎日、どうにかして病気になれないかな、風邪ひきたいな、盲腸ってどうやったらなれるのかな、などと考えていました。ならなかったけど。

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17日を過ぎたら17歳で17分

 

11月12日までだった原稿の期限が、17日までに延長されましたというメールを受領しました。それでも筆は進まず、やってきてしまった17日土曜日の夜、共著の方に確認していただくには到底間に合いません。とうとう会議の主催者の方に「申し訳ありません。間に合わないので、20日月曜日に提出させてください。」とメールをしました。

月曜日。

No problem with the delay. As you know, the deadline has been extended up to the 17th of December, 2018.

椅子から落ちました。どうしようどうしようどうしよう・・・。(怒られる絶対怒られるいろんな意味で怒られる絶対やばい)走って逃げて穴に潜ってそのまま冬眠したい。そう思いました。

しかし、とたんに気が大きくなってしまうのが私の悪いところです。(人に迷惑をかけたことも忘れて!)行ってる場合じゃないだろうと思っていたことが、心の中で膨らんでいきます。そうそうあるチャンスじゃないでしょう?行っちゃえば?心の中に棲みつく17歳の私が無邪気に大声で誘います。

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リストさん

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同類人材濃縮技術

 

月曜日は、朝起きると路上の車の屋根や、駅舎の屋根が白くなっていました。川沿いにある職場に到着しても雪。ビルの上の階から見下ろすと、雪が上下に舞っていました。昨日の予報では、今日も同じような気温で雪でしたが、小雨でした。積もっていた雪は、溶けました。

 

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ホワイトクリスマスマーケット

1日部屋でパソコンに向かっているのもな・・・と思っていました。クリスマスの電飾も始まったし、もしかして日曜日もクリスマスマーケットってやっているんじゃなかろうか・・・そんな天の声が聞こえました。夕方まで頑張って、夕暮れとともにテクテクと市庁舎方面に歩き始めます。途中、通りかかった美術館前の広場のクリスマスマーケットは、電飾だけが輝いて、お店は全て閉まっていました。諦めずに歩きます。すっかり冬の空気に入れ替わって、とっても寒いです。

市庁舎(Rathaus)に近づくにつれ、見えてくるライトアップされた市庁舎と人の流れ。これは、クリスマスマーケット、やってるな。確信します。

感動〜〜写真で見た景色が目の前に!!!

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飲みません書くまでは

クリスマスマーケットが始まりました。納期が今日だというのに、まだ完成していない原稿があります。ただ、バタバタとして全くやるべきことが追いついていません。なので、自分に1時間だけと約束して、走ってクリスマスマーケットと点灯されたはずの街の飾りを見てきました。

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クリスマスがやってくる!!!

今週は、前半、ウィーンの街は真っ白でした。窓から何も見えません。いつもは見えるはずの街も、電車も霧の中。週の後半は晴れまして、昨日と今日は夕日がとても綺麗でした。

まだアパート探しをしています。ある人は1件目で決めたと言い、ある人は数ヶ月ずつ3件住んでから4件目で決めたと言い、ある人は6回内見したけどそのうちの1件は同じところだったと言い、ある人は値段で選んだと言い、ある人は大家で選んだと言う。だいたい5件も見たら決まるでしょう〜って感じみたいですが、私は9区、3区、4区、5区、3区、3区、7区、6区、1区・・・。で、まもなく10件目です。ここで、上司である王様に「1区に住むのはどう思います?」って聞いてみたら「Are you crazy?」って大笑いされました。夢の19区はどこへ行ったんだよって。だって見つからないんだもん!!!と逆ギレしました。そんなわけで、内見のためにあちこち歩いていると少しずつウィーンに詳しくなってきました。

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背景はワイン色

私の油絵セットは船便の中です。実はヨーロッパまでは既に到着しているのですが、アパートが決まっていないので、まだお届けいただくことができません。最後に描いた絵は、2ヶ月前、出発直前に、片付けてしまう前にちゃっと書いたボールペン+水彩コモ湖でした。

猫がいたので、油絵が描けなくなって数年。ボールペンと水彩絵の具だけでストレスを発散してきました。ウィーンに来て、プライベートの時間で唯一楽しみにしてきたのが、油絵の時間です。早くアパートを決めて、油絵スペースを作りたいです。

その水彩画のことも忘れていた2ヶ月間でした。はて、航空便に絵の具って入れたっけ・・・?それすら記憶が曖昧でした。ガサガサと航空便の荷物を漁っていると、出てきたのは小さいスケッチブックと絵の具ではなく色鉛筆でした。

このCaran d’Acheの色鉛筆、何がすごいって、水で溶かせて水彩画のようになるんです。それゆえに、旅行用や、とりあえず船便が届くまでの一時しのぎに良いかと思って持ってきたようです。

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深夜のまつ毛

こちらが、お散歩中にみつけたというMusikvereinのポスターです。いや、これ自体はあちこちに貼ってあるのですが、心の余裕がなくてしっかりとは目に入っていなかったようです。アパート探しをなかば諦め(?)、心に余裕ができたのか、目にとまりました。

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その後のストーリーは、おいておいて、、そのまま夜の街を家に向かってテクテク歩き進んで行きますと、PhDの看板が。

まさかのIvy LeagueのPhDホルダーしか入ることができないようなエリートクラブなのか?!と思って慌てて(?)近寄ってみると、多分、美容室でした。

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War is not the answer

日本語でも「殻に閉じこもる」という表現をしますが、英語でも「He didn’t come out from his shell.」というようにshellという単語を使い同じように表現するようです。これが出て来たのは、Marvin Gayeのドキュメンタリーでした。(Part 7くらいまで続きます)

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七色信号機

今日は、早朝からちょっと郊外へと見学ツアーに同行させていただきました。朝、朝焼けとともに歩き出すと、街の建物が朝陽に照らされ、モルゲンロートのようでした。

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朝焼け

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異性体

ウィーンの街を歩いていても、ドイツ語の広告を見てもさっぱりわかりません。英語と共通点のある単語を探してみて、だいたいこんな意味かなーと想像するに留まっています。本当に言語能力が、ゼロなのです。言い訳をするなら、まだドイツ語の勉強を始めていませんが、そういう問題以下のレベルです。知ってる単語は、1、2、3(4から先は怪しい)、男性、女性(トイレに入るのに必要)、入口、出口(出口では扉が開かなくて困る)くらいです。

そんな私が、昨日、ふと駅の広告に知っている単語を見つけました。おおお!初めてだ〜。それがこちらです。

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650年図書館 – Prunksaal

ウィーンには、世界で美しい図書館の一つと呼ばれる650年前に作られた図書館、Prunksaal(ぷるんくざーる、英語ではState Hall)があります。観光で2度ほどウィーンに来ていますが、いつも混んでいて訪れる機会に恵まれませんでした。

結論から言うと、ここは何度でも繰り返し行ってしまいそうです。

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Austria’s National Day

 

東京から送った航空便の中に、自転車を入れました。自転車といってもロードバイクなのでそこまで嵩張らないのですが、サイズ制限や容量制限のうるさい航空便ですので、できるだけ小さくなるよう、前後タイヤ、サドル、ペダルを取り外し、ハンドルとステムも向きを変えて固定、ディレーラーがやられないように緩衝材を詰め、スポイラーが折れないようにタイヤを毛布でくるみ、引越し屋さんが全体を紙とプチプチで包んでくれて東京を出発しました。早速、ウィーンに届いた自転車を組み立てて、抜いてあったタイアの空気を入れ・・・て・・・

と、ここで気づいたのです。ハンドポンプしかないことに・・・。

これは辛いです。私の力では、80入っていいところでしょうか。100なんて絶対に無理です。もちろん、インジケータがないのでどれだけはいったかもわかりません。触り心地で決めるわけですが、どれだけ頑張ってもフロアポンプで入れたような硬さにはなりません。

ところで80とか100って何の単位でしたっけ・・・?100気圧?(死んでしまうわ!)思わずググってしまいました。答えは、アメリカで主に使われているPSI(Pound per Square Inch)でした。100PSIで、約0.7Mpa程度です。換算が結構難しいです。そんなことを調べながら、汗だくになりながら、ハンドポンプで空気を入れていたら、外から何か音がする・・・。あ、雨・・・。ロードバイクで雨のヨーロッパのツルツル石畳は、死ねる・・・。見送りました。それが先週のことでした。

そうして、今週再び、汗だくになって空気を入れ直しました。フロアポンプを買おう・・・。

そんな今日は、オーストリアの休日です。その名もAustria’s National Day。1945-1955年の連合国軍による占領時代が1955年10月26日に終了し、オーストリアは永世中立を宣言したのだそうです。その記念日のようです。朝起きて地図を見ると(行きたいところがあったので)、街中に通行止め箇所があります。

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